立川志の輔 — 著者のコラム一覧

立川志の輔落語家

昭和２９（１９５４）年２月１５日、富山県射水市（旧新湊市）生まれ。５１年、明治大学卒業。以降、劇団所属、および広告代理店に勤務。５８年、立川談志門下入門。平成元年、にっかん飛切落語会奨励賞受賞。２年、文化庁芸術祭賞受賞、立川流真打ち昇進。１９年、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。２７年、ＮＨＫ放送文化賞受賞、紫綬褒章受章。

志の輔落語とパルコの20年

<第2回>ライトの数は三谷幸喜の芝居より多かった

公開日：2016/03/15 17:00　更新日：2016/10/17 04:37

狂言の衣装で再登場（Ｃ）日刊ゲンダイ

　パルコ公演４年目の１９９９年から、前半に新作の滑稽噺を２席演じ、後半は古典の大ネタで締めるという形が出来上がった。それは観客のニーズに応えた結果である。

「お客さまは笑いだけでなく、人情とか涙といった感動を求めて来るんです。“いい話を聴いたなぁ”と思って帰りたい。他の落語…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録ログイン

【連載】志の輔落語とパルコの20年

前の記事 <第1回>何の根拠もないのに「いつかパルコに立つな」と 2016/03/14 17:00
次の記事 <第3回>舞台に鹿の剥製や超特大ガラガラ、人間ひな人形を… 2016/03/16 17:00

この連載の一覧を見る