フジに激震 有力スポンサーが相次ぎ「契約解除」の波紋

公開日: 更新日:

 “落ち目”のフジテレビにまたまた追い打ちをかけるような事態が発生している。先月30日放送のフジテレビ系バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜20時)。06年に未成年淫行事件を引き起こして以来、芸能活動休止状態にあった「極楽とんぼ」の山本圭壱(48)が10年ぶりに同番組で地上波復帰で注目を浴びたが、その内容にスポンサーが“激怒”しているのだ。

■日清食品 めちゃイケCM降板は「事実」

 攻めの一手で挑んだ企画は放送前からの大々的な宣伝も功を奏し、同番組の今年最高タイとなる高視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。久しぶりの明るい話題にめちゃイケだけでなく、フジテレビ全体にも一筋の光明が差し込んだかのようにも見えたが――。

「番組の有力スポンサーである日清食品が、7月の山本復帰の放送回を見て、契約を“即白紙にする”と通告を出したのです。クールの途中でスポンサーを降りるなんて異例中の異例。もちろん、フジから日清さんへ事前に企画趣旨の説明はしていましたが、内容が悪過ぎた。なかでもナイナイの岡村隆史が山本をリング上で“フルボッコ”する様子を他の共演者やスタッフらが静観しているシーンは度が過ぎた。家族だんらんの休日夜のゴールデン帯であり得ない内容だとカンカンだったそうです」(広告代理店関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波