フジの記者も嵌められたのか 断れない“暴力団接待”の実態

公開日: 更新日:

「高級接待を繰り返し受け、断れなかった」

 フジテレビの元社会部記者K(31)が知人の暴力団関係者に高級車購入の名義を貸していた利益供与疑惑。K記者は山口組系の暴力団関係者とされる男から約1年にわたり、都内の高級飲食店などで少なくとも20回の接待を受けていたという。

「Kは2年前、警視庁番記者として暴力団関係を担当していました。その頃、男と知り合ったといいます。1軒目はKが支払い、2軒目で都内の高級店でおごってもらうということが常態化していたそうです。山口組系の組員の家宅捜索をしている中で、K名義で“アウディ”を買っていたことが分かった。しかも、Kは普段、車を運転しなかったといいます」(捜査事情通)

 K記者とはどんな人物なのか。周囲の評判はすこぶるいい。

「昨年まで警視庁担当で、その後、東京地検、横浜支局長と順調に出世しています。14年のASKAや今年の清原逮捕など主にグレーゾーンな取材をしていました。中身はスマートで、さわやかな人ですよ。結婚していると聞いています」(警視庁番記者)

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