桧山珠美
著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

もう見たくない…どっちもどっち“ダメ夫&ダメ妻”企画モノ

公開日: 更新日:

 翌9日、「運命のひと押し 芸能人夫婦もうガマン限界全部テレビで言ってやる!!SP」(テレビ朝日系)では杉本彩と松山禎秀、石田純一東尾理子という2組の芸能人夫婦が登場。杉本夫が「ペットには手間暇かけてご飯を作るのに自分には作ってくれない」と訴える。飯ぐらい自分で作れと一喝したくなった。

 東尾・石田夫妻に関しては、息子のいしだ壱成&娘のすみれも巻き込んで出せるものはなんでも出しかねない勢いのファミリーだから、放っておくとしても、たいがいにして欲しい。

 そして、12日「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)では元フジテレビの中村仁美が夫のさまぁ~ず大竹の話を引っさげて登場。フリーアナ飽和状態の中で、アナウンス部を異動させられたことで退職した中村に仕事がくるわけもなく、大竹の話を小出しにしてやっとテレビに出ている状態。もっとも、大竹も鬼嫁話をするからお互いさまだろうが。

 そういえば「めちゃイケ」が終了し、レギュラー番組がなくなった雛形あきこも、ダメ夫を伴いバラエティーに出まくっている。「ママ、ママ~」と甘えるダメ夫、なかなかのキャラだ。

 それにしても、樹木希林が話す夫・内田裕也の悪口には芸があるが、ほかはレベル低すぎ。使えるものはダメ夫でも使ってやろうというさもしい根性が気に入らない。ダメ夫もダメ妻も、もうたくさん。こんな企画ばかりやるテレビが一番ダメなんだけど。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと