出演番組が不発…東山紀之が背負う“ジャニーズ幹部”の重圧

公開日: 更新日:

 テレビ朝日はショックを隠し切れないはずだ。

 今月17日に放送された東山紀之(52)が主演のスペシャルドラマシリーズ「棟居刑事の黒い絆」が2005年の放送開始以降、初めて9.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)とシングル視聴率に陥落したこと。関係者は肩を落としてこう話す。

「これまで同シリーズは10回、特番として放映され、どの回も高い数字をマークしてきた。最高は11年7月の16.1%。最低でも11.9%(17年9月OA)をキープしてきた。いきなりシングルを取ってしまうとは……」

 実は同ドラマシリーズは東山が主演していたドラマシリーズ「刑事7人」(水曜21時~)の後番組候補として注目されていた。

「『刑事7人』は15年から4回、シリーズ放送されてきたが、最近は目に見えて数字が落ちていたんです。今回、『棟居刑事』が数字を取ればGP帯(19~23時)への昇格が内定するはずだった」(事情通)

 刑事ドラマが得意のテレ朝にとってレギュラー候補作をスペシャルドラマとして試験的に放送することは常套戦略。過去を振り返れば、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの人気シリーズ「相棒」も「科捜研の女」もかつては2時間ドラマとして何度も試験放送されていたのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  2. 2
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  3. 3
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  4. 4
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  5. 5
    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

    1場所4人じゃ終わらない…元横綱白鵬の旧宮城野部屋勢“廃業ラッシュ”はこれからだ

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    石原裕次郎(12)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉

    石原裕次郎(12)慶応病院に入院…同乗したエレベーターを降りる際に掛けられた言葉会員限定記事

  3. 8
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  4. 9
    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた

    (26)第3作「男はつらいよ フーテンの寅」では寅さんを地面に叩きつけた会員限定記事

  5. 10
    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」

    元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」