女優と歌手で本格復帰も…柴咲コウを縛る“三足目のワラジ”

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 柴咲は、大河終了後は歌手として本格的に活動したかったようだが、女優としての活動を期待した事務所との方針が折り合わなかったという。もうひとつの要因が、柴咲が16年11月に設立した企業「レトロワグラース」の存在だろう。柴咲は自ら資本金1億7000万円を出資し取締役CEOに就任。この会社は、アパレル、食品、エンターテインメントの3部門に分かれており、ファッションブランド展開や自然食品販売など、本格的な事業展開を目的としていた。もちろん、所属事務所も納得ずくの話のはずだった。

「会社設立後も柴咲の女優業のマネジメントに関して所属事務所が手がける約束でした。ただ“業務提携”という形になっていますが、今は事務所はほぼ手を引いている状態です。“方向性の違い”が尾を引いているようです」(事務所関係者)

「直虎」放送終了とほぼ同時期に、「レトロワグラース」の存在が明るみになったことも双方の溝を深くしているのかもしれない。〈柴咲は活動を本格的にビジネスに移行させ、将来的に上場を目指す〉などと報じられ、“女優引退説”も流れた。

 かといって、今の柴咲は“女性社長”として大成功しているわけでもなさそうだ。

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