ラサール石井
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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

藤原正彦氏のユーモアに文藝春秋巻頭コラムの“品格”を疑う

公開日: 更新日:

 大方の予想を裏切り、今回は安倍総理退陣の話ではない。

 もうすでに著名な方の安倍政権の総括は一通り語られ、いちいちうなずかされる。それに対して「感謝しろ」「病人を叩くな」「悪口をやめろ」と擁護勢力が躍起になっているが、まっとうな批判に「悪口」としか反応できない必死さが哀愁を誘う。

 さて今回は文藝春秋9月号の巻頭コラムのお話。

 あまたの綺羅星のごとき文人が登場したこの巻頭随筆欄、最近の執筆者は「国家の品格」を書いた藤原正彦氏である。が、一読して我が目を疑った。

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