二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

松田聖子はメディア翻弄…郷ひろみと破局し神田正輝と婚約

公開日: 更新日:

郷ひろみは「あんなセリフは言っていない」と

 破局騒ぎが大きくなった頃を見計らったように聖子自ら会見。「生まれ変わったら一緒になろうね」の名言が発せられた。円満を物語る別れの大半は聖子の号泣だったが、「大きな泣き声なのに、涙は出ていなかった」と指摘する細かいところに気づく女子の声に、「ぶりっ子」と呼ばれる聖子の演出をメディアは疑った。

 後に郷は「あんなセリフは言ってない。僕が生まれ変わって虫だったらどうするんだろう」と冗談交じりに話したが、「会見後に郷がすぐ反発することはないことがわかっていたからこそ飛び出した発言」という話もあった。

 世紀のカップルの破局も冷めやらず、わずか1カ月後、神田正輝との交際話が浮上。話が信憑性を増し出すと、2カ月後に神田と婚約会見を開いた。間髪を入れず2カ月後に目黒のサレジオ教会で挙式。郷との破局からあまりの急展開にメディアのほうが右往左往。本来、週刊誌の記事で芸能人が慌てるのが相場。最近も石田純一が女性誌の報道に抗議する様子は、慌てふためいているように見えるが、聖子の場合は逆。

 自ら新たな情報を発することで、「聞いてないよー」とメディアを慌てさせる。神田との結婚は、追いつ追われつのような「聖子VSメディア」の幕開けでもあった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

  3. 3
    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  4. 4
    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  5. 5
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  1. 6
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  2. 7
    日本ハム山﨑福也「足が速ければ野手にしたかった」元巨人打撃コーチの父・章弘氏が本紙に証言

    日本ハム山﨑福也「足が速ければ野手にしたかった」元巨人打撃コーチの父・章弘氏が本紙に証言

  3. 8
    キンプリ永瀬廉は「東京タワー」で“脱ぎまくりのマダムキラー” 会社設立&サブスク解禁で明るい未来

    キンプリ永瀬廉は「東京タワー」で“脱ぎまくりのマダムキラー” 会社設立&サブスク解禁で明るい未来

  4. 9
    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

  5. 10
    “お受験パパ”二宮和也と多部未華子が二宮家で交わした話題とは? 共に第1子が来春に満4歳

    “お受験パパ”二宮和也と多部未華子が二宮家で交わした話題とは? 共に第1子が来春に満4歳