ハナコ岡部が朝ドラで評価上昇 “ライバル”はハライチ澤部

公開日: 更新日:

 待ちに待った再開である。窪田正孝(32)主演のNHK朝ドラ「エール」。コロナウイルスの影響で6月29日から放送を一時休止し、休止期間中は過去回を再放送していたのだが、9月14日から本放送が再開。いよいよ物語の後半戦がスタートした。

「休止前も〈朝ドラらしい朝ドラ!〉〈ほんわかした雰囲気が、朝見るのにぴったり〉と、視聴者からの評判も良かった。それだけに再開を待ちわびていた人も多かったようですね。休止中も過去回を再放送していたので、長い休止期間だったとはいえ、今後も視聴者の『エール』離れはないだろうと予想しています」(テレビ誌ライター)

 その「エール」の出演者の中で、話題をさらっている人物がいる。主人公・裕一(窪田)に弟子入りした田ノ上五郎を演じる岡部大(31)である。岡部は“お笑い第七世代”を引っ張るトリオ芸人「ハナコ」のリーダーだ。

 つまり本業は役者ではないのだが、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏はこう言う。

「岡部さんは、9月4日に最終回を迎えたヒットドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS)にも、主人公・メイの同僚である堀江役で出演していました。決してイケメンではありませんが、とにかく表情が豊か。画面に映ると、つい見てしまう独特の存在感があるなと『わたナギ』の時も感じていました」

 さらにこう続ける。

「『エール』での朴とつだけど男気のある青年・五郎も、岡部さんにぴったりのハマり役。また、衣装の着物がよく似合ってるんですよねえ。すでに五郎に引き込まれている視聴者も多いようで、〈芸人さんだとは知らなかった。いい演技をするので、てっきり役者さんかと〉なんて、岡部さんを俳優だと思い込んでいるコメントも目立ちます。誰にも違和感を抱かせないのは、それだけ高い演技力だということですよね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  1. 6
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  2. 7
    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10
    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる