清原果耶「ファイトソング」のツボは? 地味~な1月期ドラマでも終盤で盛り返せる条件

公開日: 更新日:

 GP帯の冬ドラマも終盤。世帯視聴率では阿部寛(57)主演のTBS系日曜劇場「DCU」がトップを独走し、“満足度”では菅田将暉(29)主演のフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」がトップだ。

「毎クール終盤に差しかかると、ネット上で〈〇〇ロス〉なんて言葉が目立つようになりますが、今のところあまり見当たりません。総じて地味なクールだった」(スポーツ紙芸能担当デスク)

 確かに「DCU」「ミステリ」、そして定番の「相棒」以外、世帯視聴率の全話平均は2ケタに届いていないが、その一方で、こんな声も。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「世帯視聴率だけ見ればそうかもしれませんが、今期はテーマやジャンルが偏らず、ドラマファンはそれぞれの好みを見つけられやすかったと思います。2ケタに届かなくても、7~8%で安定した作品が多い」と、こう続ける。

「テーマやジャンルに関係なく、“謎”で引っ張る作品が目立ちました。主人公の圧倒的なキャラクターや作品の世界観、サブキャラの魅力、そして、〈この先どうなっちゃうんだろう〉という興味の持たせ方がそれぞれ成功していたから、極端に数字を落とすこともなかったのでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

  3. 8
    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

    ドジャース山本由伸に降りかかる不正投球を疑う目 マウンドでの危険な振る舞いは命取りにも

  4. 9
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 10
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと