私小説も出版の大塚咲さん AV卒業後はアート分野で活躍

公開日: 更新日:

■7年目でブレーク「記憶がないくらい忙しかった」

 さて、大塚さんがAV女優になったのは19歳。自らスカウトマンに声をかけて事務所を紹介してもらった。

「当時、AVの募集広告は知らなかったし、インターネットで検索するのも日常的じゃなかった。だから、手っ取り早いって思ったんです」

 デビューしたものの、ギャラの未払いが原因で事務所とけんか別れ。その後、別の事務所に移籍してAV女優を継続したが、人気は出なかった。そんな大塚さんの転機となったのが、事務所マネジャーとの“できちゃった婚”。出産後、わずか3カ月で現場復帰した。

「中途半端な感じだったんです。売れない女優は現場じゃ名前も覚えてもらえません。作品をヒットさせ、レイプによる心の傷も解決して次のステップを踏もう、そう思って決断しました。それが08年です」

 ストレッチを繰り返して産後の体を元に戻し、営業努力は惜しまなかった。もちろん、現場ではガチンコ。結果、オファーが殺到し、7年目にして大ブレークした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今