森山高至 — 著者のコラム一覧

森山高至建築エコノミスト

１級建築士。１９６５年生まれ。岡山県井原市出身。岡山県立井原高から早大理工学部建築学科に進学し、８８年に卒業。斎藤裕建築研究所を経て、９１年に株式会社アルス・ノヴァを設立し、代表に就任。０４年に早大政治経済学部大学院経済学修士課程を修了した。建築家として関わった物件は１０００件以上。長崎県の大村市協定強建替え基本計画策定など、公共建設物のコンサルティングに携わるほか、マンガの原作などの仕事も手掛ける。主な著書に「非常識な建築業界『どや建築』という病」がある。

東京五輪から1年惨状の現場を行く

【海の森水上競技場】映画やドラマの撮影舞台で人気上昇中 “陸の孤島”の意外なポテンシャル

公開日：2022/08/24 06:00　更新日：2022/08/24 06:00

景観はバツグン（Ｃ）日刊ゲンダイ

　東京臨海の辺境の地、お台場を抜けた埋め立て地の先の先。公共交通機関でのアクセスが極めて困難な“陸の孤島”に建設されたのがボート、カヌー（スプリント）競技会場だ。筆者が、五輪開催前から大会終了後の維持活用を最も危ぶんでいた施設である。特に、クラブチームを組み団体戦で競うのが基本で…

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