孫崎享
著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

機密文書アフガン・ペーパーズが示したアフガン戦争の意味

公開日: 更新日:
アフガニスタン兵士と作業する駐留米軍(C)ロイター

 米国で、ワシントン・ポスト紙が入手した米機密文書「アフガン・ペーパーズ」が関心を集めている。文書は内部告発で入手したものではなく、情報公開法に基づき請求し入手された。

 内容は、米政府の「アフガン復興担当特別監察官室」が、政府や軍の高官、外交官ら600人以上から聞き取りし…

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