中5日がアダ…巨人・菅野の“夏バテ”炎上に頭抱える原監督

公開日: 更新日:

 巨人菅野智之(24)が大炎上した。

 25日の中日戦の初回、森野に右翼ポール直撃の3ランを浴びるなど、いきなり4失点。さらに五回、エルナンデスに適時二塁打、和田に3ランを打たれ、4回3分の1を投げて自己ワーストの8失点でKOされた。

 今季の中日戦は敵地ナゴヤドームで2戦2勝。相性のいいマウンドで「投げやすい」と話していたが、「カードの頭を任された投手が初回に4点では話にならない。ボクの力不足」と唇を噛んだ。

 試合前まで9勝でハーラートップタイ。防御率2・15は同2位。菅野がこだわる投球回数は125回と3分の2で、こちらも阪神メッセンジャーに次ぐ2位と投げまくっていた。「今のペースなら目標の200イニングに届く。このままのペースで投げていきたい」と意気込む一方で、7月に入って「多少疲れはある」と漏らしていた。

 原監督は先発投手6人を中6日で回していたローテーションを今季から5人の中5日に変更。川口投手総合コーチが「今年は投手の頂点を狙う年。取れるタイトルは取ってもらうよ」と話していたように、菅野のための戦略で、原監督に尻を叩かれて先頭を切ってフル回転してきた。が、1日の広島戦で6失点。広島ナインに「いつもより球威がなかった」と指摘されていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間