マー君 来季も宿敵レ軍に「間抜け」呼ばわりされる危険性

公開日: 更新日:

 メジャー2年目も今季の前半戦同様の成績を残せるとは限らない。ヤンキース・田中将大(26)の前に同地区のライバルであるレッドソックスの強力打線が立ちはだかるからだ。

 昨季の世界一から一転、地区最下位に沈んだレッドソックスは今オフ、積極的な補強を敢行。12年ワールドシリーズMVPのパブロ・サンドバル内野手(28=前ジャイアンツ)、09年のナ・リーグ首位打者H・ラミレス内野手(30=前ドジャース)をFAで獲得。2人合わせて1億8300万ドル(約214億円)の大型契約だ。

 田中は今季レッドソックス戦3試合に登板して1勝2敗、防御率4.50。レッドソックス打線はチーム打率2割4分4厘(リーグ13位)、総本塁打132(同12位)、総得点634(同11位)と振るわなかったにもかかわらず、同地区との対戦では最も相性が悪かった。

 6月28日の対戦では九回に決勝本塁打を許したナポリから侮辱された。カウント1-2と追い込みながら、高めの直球を投じた田中にナポリはベンチで「間抜け」と発言。これを中継局の集音マイクが拾ったため、全米を巻き込む議論に発展した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今