3試合打率5割 巨人・大田の“主砲覚醒”を他球団はどう見た

公開日: 更新日:

「大田はチャンスです。戦えるだけのメカニックを持ち合わせてきた。攻走守に結果を出すべくして出しつつある。バッティングで言えば技術的にはバットの出が一定してきた。バットの軌道がスムーズになってきました」

 スポーツ紙は「大田4番で一発」と大騒ぎ。「今年こそ覚醒する」と鼻息が荒い関係者も多い。が、他球団の偵察部隊は意外にも冷静だ。某スコアラーがこう指摘する。

「大田に関しては、結論を出すのはまだ早いでしょ。キャンプでは毎年『強化指定』され、優先的に打席に立たせてもらって7年目。キャンプではいつも目立っているんです。数年前に沖縄キャンプで弾丸ライナーの本塁打を打った時は『今年こそ出てくるな』と思いましたもん。それが、投手の状態が上がってくるオープン戦に突入するといつも急失速。開幕のころにはいなくなっているというパターンを繰り返してきた。だからまだ早いんです」

■インコースはからっきしダメ

 昨季は自身最多の44試合に出場。リーグ優勝後には4番も務めた。前出のスコアラーが続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今