なでしこ“凸凹コンビ”山根と岩渕がオランダ戦のカギ握る
なでしこには珍しいドリブラーだ。17歳以下や19歳以下の女子代表時代から切れ味鋭いドリブル突破が国際的にも評価され、付いたアダ名が「真奈」をもじった「マナドーナ」。もちろん希代のドリブラー・マラドーナを意識してのこと。
「右ヒザ痛で出遅れていたが、W杯1次リーグ3戦目のエクアドル戦に後半途中出場。素早いドリブルの仕掛けなど持ち味を存分に発揮した。もともとエースFW大儀見優季(27)との相性もバツグンだし、1次リーグ3試合で1ゴールと不調の大儀見を“再生”させるという意味でも、佐々木監督は岩渕のオランダ戦起用を決めているでしょう」(マスコミ関係者)
187センチと155センチの凸凹コンビが、なでしこの命運を握っている。