圧勝も評価上がらず ハリル監督に“ピッチ外の不安”指摘の声

公開日: 更新日:

「ハリルはフランスの名門パリSGを最後に現役を引退。指導者に転身後はリール、レンヌとフランスの中堅クラブで監督を務め、03年には古巣パリSGで采配を振るようになった。しかし、04―05年のシーズン途中に成績不振を理由に契約解除されると『不当解雇によって社会的信用が失墜し、精神的な苦痛も被った。05―06年シーズンまで残っている契約期間中の年俸を含め、計10億円の損害賠償を求める』と06年にパリSGを相手取って裁判を仕掛け、最高裁までもつれた。10年にハリルの敗訴が確定したとはいえ、JFAもハリルと付き合っていると何かの拍子に裁判沙汰にならないとも限らない。早めに手を切るべきでしょうね」(前出の関係者)

 ハリルホジッチの“取り巻き”にも怪しい連中がいる。欧州サッカー事情に詳しいサッカージャーナリストが言う。

「ハリルには代理人はいないという触れ込みだったが、実はハリルと同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身のCというエージェントがついていて、彼は欧州サッカー界に巣くっているマフィアとも深くつながっているといわれる、札付きの人物なのです。ちなみにパリSG相手の裁判を差配したのもCといわれています。実はハリルがパリSGを解雇された当時、フランス国内はサッカー界の汚職事件に揺れており、クラブやスポンサー企業関係者、あとエージェントから逮捕者が出ている。Cも含まれていたともっぱらです」

 たとえ弱小国に圧勝しても、ハリル監督には胡散臭さがついてまわるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今