大谷翔平に米30球団が興味 GMミーティングで名前飛び交う

８日のシート打撃で三塁打を放った大谷（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ドジャースやヤンキースといった金満球団以外にも付け入る余地はありそうなのだ。

「例えばダイヤモンドバックスです」と別のア・リーグのスカウトが引き取って続ける。

「かつてドジャースのスカウトとして、花巻東高時代から大谷を追い掛けていた小島圭市さんと顧問契約した。大谷が高校時代、直接、メジャーに挑戦することを考えたのは小島さんの影響が大きいといいます。つまり大谷獲得に強力なコネができたわけです。Ｄバックスは昨オフ、年平均３３億円の６年契約でドジャースの右腕エースだったグレインキーと契約しましたが、地区４位と振るわなかった。グレインキーをトレードで放出して若返りを図れば十分、大谷資金を捻出できますからね。資金力に難のある球団にしても、目玉選手を放出することによって金満球団に太刀打ちできるのです」

　まだ大谷のメジャー挑戦の時期もはっきりしないうちから、米国では３０球団が火花を散らしているのだ。