阪神・矢野監督「途中休養」まっしぐら…“後ろ盾”が球団人事で親会社復帰し孤立無援

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「後ろ盾」を失った監督が解任に追い込まれるケースは少なくない。中日で常勝チームをつくった落合博満も中日監督時代の11年、球団社長と編成担当役員が刷新されたことでクビを切られた。球界OBは、「球団から矢野監督に対して、途中で辞めてくれとは言わないでしょうけど、このまま負け続ければ矢野監督自ら、休養を申し出る可能性があります」と言う。

 阪神はすでに、谷本副社長とともに矢野監督をサポートしていた藤原オーナーが、兼務していた球団社長を退任。本社役員の百北新社長が就任した。優勝が絶望的となれば、選手はもちろん、コーチ陣も今年で辞めることが決まっている監督に対して、必死になってついてはいかない。孤立無援になるのは必至だ。

「ただでさえ矢野監督は昨季のV逸に責任を感じている。新たなフロント陣は後任監督人事を進めつつ矢野監督を最後まで守ることができるのか。途中で辞めると言った時に翻意させることができるのか。でなければ、途中休養は避けられない」

 とは、前出のOBだ。

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