復帰の巨人・中田翔は“コーチ役”でも評価急上昇 覚醒気配の秋広に続く「第2の弟子」の名前

公開日: 更新日:

「驚異的な回復力」とスポーツ紙は書いている。

 右太もも裏の肉離れで戦線を離脱していた巨人中田翔(34)が25日、一軍に登録即「6番・一塁」でスタメン出場。1安打を放った。

 4日のヤクルト戦の走塁中に故障。診断では全治6~7週間とされていたが、かなり前倒しでの復帰となった。

 そんな中、チーム内で中田の評価が急上昇しているという。といっても、5番として開幕から引っ張ってきた打撃面ではない。高卒3年目の秋広優人(20)が覚醒気配だからだ。

 この日のDeNA戦で、松井秀喜以来となる20歳以下でのクリーンアップ「3番・右翼」で出場すると、初回に適時三塁打を放つなど2安打。打率は.349だ。チーム関係者がこう言った。

「秋広は2年目からOB松井秀喜の背番号55を背負うなど、球団の期待は大きいが、昨年は一軍出場なし。それでも今年1月、2年連続で中田とオフの自主トレを共にした秋広は、『ボールの内側を打て』など遠くへ飛ばす打ち方を伝授され、目からウロコだったそうです。中田はイメージとは違い、若手への助言が具体的で分かりやすいと評判。二軍には伸び悩んでいる増田陸(22)など有望株がくすぶっているけど、次の弟子は、ドラフト1位ルーキーで、二軍でプロの壁にブチ当たっている浅野(翔吾=18)が候補に挙がっています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  2. 2
    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

    本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

  3. 3
    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

    訪日客狙い“奥日光2泊3日400万円ツアー”のアテが外れた理由

  4. 4
    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

    「いまだに、ああいうスタンスは何なのだろうと…」当時の山田GMが首をひねった図太い神経

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

    真美子夫人も共同オーナーに? 大谷「25億円別荘購入」の次は女子プロバスケチーム買収か

  2. 7
    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

    大谷「DH独占」打ちまくり、週間MVPも…他の野手を休ませられないロバーツ監督のジレンマ

  3. 8
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  4. 9
    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

    東山紀之社長の鉄面皮「SMILE-UP.」の体質は旧態依然…進まぬ被害者補償に批判と失望

  5. 10
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間