愛する人と結婚して家族を作ったはずなのに、なぜか孤独を感じる…1120人の回答から紐解く「パートナーと理解し合えない」の解決法

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 愛する人と誓いを交わし、温かい家庭を築いたはずなのに、ふとした瞬間に猛烈な寂しさに襲われる──。
 同じ部屋で互いにスマホを眺める夫婦。会話といえば子供の予定や出費の確認といった事務連絡ばかり。「1番近くにいるはずのパートナーが、今何を考えているのかわからない」「自分の本音や悩みを打ち明けることができない」。かつて2人の間にあった暖かい関係性は、気づけば日々すり減っていく……。
 そんな「結婚していても孤独」に密かに苦しむ既婚者が、今、日本中で急増しています。
 現在、日本の離婚率は「3組に1組」。その半数は同居10年未満ですが、20年以上も2割以上となっています。つまり、この数字は、離婚理由の第1位である「性格の不一致」の裏側にある、本当の理由に目を光らせなければならないことを示唆しています。
 今回、100万人以上の既婚者データを分析してきた夫婦関係の専門家が「結婚と孤独」に関するアンケートを実施。約1000人の回答がありました。この結果をもとに、令和の夫婦が抱える深い孤独の正体を解剖し、私たちが今、本当に求めている「新しい男女関係」のあり方を紐解いていきます。

【プロフィール】
<この記事を書いた人>
中山美里

「性という窓口から、社会を少し幸せにする」をテーマに活動するNPO法人マインドソリューションズ理事。性、男女のパートナーシップ、女性問題などを数多く取材・執筆してきたノンフィクション作家。

<記事制作協力>
既婚者クラブ(https://kikonclub.com)
同じ価値観を持つ既婚者同士が友達作りや交流を行える、日本最大級の既婚者専用マッチングサービス

Evenz(https://e-venz.com)
日本全国で街コンや婚活・恋活パーティーなどの交流イベントを探して予約できる、運営実績10年以上の老舗イベントプラットフォーム

「一夫一妻制」の構造的なズレ、令和の夫婦が抱える「こんなはずじゃなかった」の正体

 もともと、日本の結婚制度である一夫一妻制は「経済的な安定」や「家の存続」を目的として設計されたものでした。しかし、現代において私たちは、その同じ制度に一体どんなものを求めているでしょうか。
 独身時代に「結婚とは?」を問われた時、「自分の家庭を持てる」「好きな人と一緒にいられる」という夢や憧れの象徴として答えたのではないでしょうか。その結果、1人の相手に対して「生涯にわたる精神的な支え」「性的なパートナー」「永遠の恋愛関係」までも同時に求めてしまっています。
ひとりの人間に「家族という団体の共同経営者」「家族(父と母)」「最愛の恋人」というすべての役割を求めること……ここに、現代の結婚制度が抱える構造的な「ズレ」があるのです。

 実際、令和の夫婦が抱える悩みには「ワンオペ育児や家事参加への不満」「経済的価値観のズレ」「趣味や人生観が合わない」といったものがあります。このような悩みを抱える人の中には、「恋愛中には気にならなったけれど、生活するうちにお互いの違いが浮かび上がり、夫婦の不協和音となっていった」と、夫婦としての時間が積み重なるほどに、その違いが顕著になるケースも少なくありません。
 とはいえ、目の前の生活をスムーズにこなしていくためには、その違いに目を瞑り、「父と母としての役割」「家庭運営をする共同経営者の役割」「親族や地域という共同体での役割」をこなしていくこととなります。そのような現実的を役割を重視するあまり、どうしても、かつてあった「男女としての関係」が家庭内からなくなりやすいということになります。
 結果として「家の中に真の理解者がいない」「1番近くにいるのに自分の本音や弱音を話せない」という気持ちが表面化し、「結婚しているけれど、なんだか寂しい」という状態に陥ってしまう……。
 つまり、私たちが盲目的に信じ込んできた「一夫一妻制」という制度そのものが、現代社会の歪みと個人の幸福の間で限界を迎えているのではないでしょうか。

アンケートから分かる既婚者たちの声「こんな時に孤独を感じる」

 では、ここから先は、実際に既婚者が家庭にどんなことを求めているか、どのような時に孤独を感じるかといったことを聞いていきましょう。

 今回のアンケートに答えてくれた方は、圧倒的に40~50代の男性が多く、結婚歴も16年以上と長い方が半数以上となっています。ここから分かるのが、「実際には言葉に出さずとも、今の結婚に対して『これでいいのだろうか』と人知れず悩んでいる人は少なくない」という事実です。

 中年以降の男性には、「弱音を吐いてはいけないという思い込みから、悩みを1人で抱え込みがち」「職場以外の友人が少なく、家庭内でも孤立しやすい」という特徴があり、インターネット等に答えを求める行動に出やすい一面が結果に表れているともいえるでしょう。
 では、実際に、結婚していても「寂しい」「孤独だ」と感じる人はどれくらいいるのでしょうか。

 では、今回アンケートに答えてくれた方達は、結婚生活に対して何を求め、そして不満を感じているのでしょうか。

Q,既婚者が結婚生活で求めているものとは?(選択式/複数回答あり)
1位 家庭という居場所(712人)
2位 家族愛(607人)
3位 経済的な安定(605人)
4位 父と母としての役割(530人)
5位 性交渉のパートナー(441人)
6位 恋愛的な愛情(354人)
7位 その他

 その他には、「成長しあえる相手」「精神的なつながり」を挙げている方もいました。一方で、「離婚が面倒。子供と離れたくないから一緒にいるだけ」という冷え切った夫婦関係を想像させる回答も……。

Q,既婚者が結婚生活に足りないと思うもの、配偶者に不満に感じることは?(複数回答あり)
1位 性交渉(785人)
2位 異性としての魅力(647人)
3位 スキンシップ(633人)
4位 恋愛的な愛情(584人)
5位 会話・コミュニケーション(441人)
6位 その他

 その他には、「ちょっとした気遣い」「尊厳や思いやり」「相手を大事にすること」といった内面に対する不満の声がある一方で、「清潔感」「生活習慣のだらしなさ」といった身だしなみ等に関する声もありました。

 そして、「どんな時に孤独を感じるか」という自由回答には次のような声がありました。

Q,どんな時に孤独を感じますか?

「家庭では家政婦扱い。会話もなくてつまらない。『自分の居場所ってここ?』と不安になる」(40代・女性・結婚歴16~20年)

「配偶者と隙間を感じ、それを埋めようとする努力が噛み合わない時」(40代・男性・結婚歴21~30年)

「自分磨きをしても誰も褒めてくれない。夫からの言葉が冷たい時」(40代・女性・結婚歴16~20年)

「嫌いでもなく、相手が自分に無関心だなと思った時」(40代・男性・結婚歴21~30年)

「無視され続けている。自分のことは単なるATMだと思っている」(50代・男性・結婚歴21~30年)

 そして、家庭内の孤独感が強まると、”誰かに話を聞いてほしい”という気持ちが生まれることも……。

Q,どんな時に「配偶者以外の異性と話したい」「理解してもらいたい」と感じますか?

「配偶者との関わりなし、セックスレス。業務連絡のみで、もうどうでもいいとなった時」(40代・女性・結婚歴21~30年)

「現在単身赴任中のため、1人で食事をしている時や人肌を恋しく感じた時」(50代・男性・結婚歴11~15年)

「配偶者との価値観の違いや配偶者から与えてくれないものを優しく受け止めてほしい時。一緒に笑い合える人と出会いたいと思う」(40代・女性・結婚歴16~20年)

「一緒にお出かけしたいのに、価値観が違うため、なかなかそれが叶わない時」(50代・女性・結婚歴21~30年)

「会話のない生活やセックスレスに対して、ふと改めて考えてしまった時」(50代・男性・結婚歴21~30年)

<リンク>「既婚者の出会い」に関する口コミ・評判・感想

家庭を壊さず「自分らしさ」取り戻す。現代の既婚者が求める「精神的セーフティネット」

 夫婦関係が空洞化していく中で、ふとした瞬間に「配偶者以外の存在」へと目を向け始めてしまう……それは、結婚をしていれば誰しもに思い当たることが一度や二度はあるでしょう。「自分の空虚な気持ちを誰かと共有したい」という点について、もう少し、掘り下げていきましょう。

<男性の本音>
・社会や家庭で背負う「稼ぎ手」「父親」という重圧から解放されて、社会的仮面を脱いで甘えたい。
・単なる「お金を運ぶ存在(ATM)」としてではなく、1人の男性としての自信を取り戻したい。
・性生活を拒否されず、ありのままの存在を肯定されたい。

<女性の本音>
・「母」「妻」という家庭の責任の多くを担う役割から解き放たれ、1人の女性として優しく扱われたい。
・日常の些細な愚痴や感情の揺れを、否定やアドバイスをされることなく、誰かに受け止めて聞いてほしい。
・恋愛時代のようなスキンシップや性的なコミュニケーションを取りたい。

 つまり、既婚者が本当に求めているのは、ドロドロした不倫劇や生活の破壊ではないことが分かります。日常生活は、嫌なこともあれば、解決しづらい問題もあり、一筋縄ではいきません。1人で抱えているうちに、自分自身や人生の楽しみがこぼれ落ちていく瞬間を感じることもあるでしょう。でも、子供の存在やこれまで積み上げてきたことを考えると、やはり大切で失いたくない--。
 自分の価値を再確認し、失われた尊厳を取り戻すための心の拠り所がほしい。生活を破綻させずに生き抜くために「精神的セーフティネット」がほしい。
これは、現代社会を生き抜く人たちが、切実に必要としているものなのだということが分かります。

<リンク>仮面夫婦とは?仮面夫婦の割合や離婚しない理由を徹底解説【3,000人アンケート調査】

既婚者が求める「精神的な支え」とは?

 従来の道徳観や固定観念では、「配偶者以外と親密な関係を持つこと=裏切り、不倫、してはいけないこと」だと一刀両断されてきました。しかし、あらゆるニーズを1人のパートナーだけで満たすことが、今の日本の結婚制度においては非常に難しい。そして、「孤独」「悩み」「不安」の解決を、すべて1人で自らすべきことだと強いることは不可能といってもよいのではないでしょうか。
 解決法は、探せばいろいろなものがあるでしょう。カウンセリング、SNS、様々な交流会……。
 その選択肢の1つに「既婚者専用のマッチングアプリ」もあります。

 家庭という「共同経営」の機能を維持し、子育てや生活を守り抜く。その上で、どうしても家庭内では満たされない精神的な孤独や承認欲求を、外部の適切な場所で解消する--。これは見方を変えれば、家庭の崩壊を防ぐための「防波堤」になり得ます。
 心にゆとりが生まれることで、結果として配偶者や子供に対しても穏やかに接することができるようになるケースは少なくありません。

 そうした現代社会の歪みに対する新たな答えとして注目されているのが、既婚者専用のマッチングアプリ「既婚者クラブ」です。
既婚者限定のマッチングアプリを最も早く日本で展開した「既婚者クラブ」ですが、当初から「不倫や軽薄な出会いを推奨するのではなく、既婚者の孤独や悩みを解消する」ことをテーマに、サービスの構築を行なってきました。その結果、既婚者限定サードプレイスとして、すでに一定の価値を社会に提供しています。
 お互いに「守るべき家庭がある」という共通の立場と痛みを理解し合える既婚者同士が、「孤独を分かち合い、明日を生きる」ための解決策の1つです。

●既婚者クラブの特徴
・完全匿名性とプライバシー保護
ニックネーム制を採用し、友達や家族に知られることなく利用できる徹底したセキュリティ環境を構築。プロフィール写真にはぼかしをかけることができ、お互いに開示しないと素顔は見られないようになっています。

・既婚者同士だからこその割り切りと安心感
お互いの家庭や生活が最優先。守るべきものを尊重し合うマナーが根付いています。性交やわいせつな行為を目的とした利用は禁止されており、違反した場合は、サービスの利用制限や退会処分の対象となります。リスクを回避しながら、適度な距離感で精神的な繋がりを築くことが可能です。

孤独を抱えたまま、心をすり減らす必要はありません。
家庭という大切な場所を守りながら、1人の人間としての自分を取り戻す。日常を生き抜くための「サードプレイス」を持つことは、令和を生きる既婚者たちに残された選択肢の1つなのかもしれません。

<リンク>
既婚者クラブについて知りたい方はコチラ

<アンケートについて>
「結婚生活および意識に関するアンケート」(既婚者クラブ調べ/2026年7月24日実施/回答者数1120人/調査方法:オンライン調査)

PR:既婚者クラブ

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