ヤクルトが直面する“有観客格差” 阪神とは実に2.4億円の差

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 その差は小さくない。

 7月10日から最大5000人の有観客開催を行うプロ野球。セは6月19日の開幕から約2週間、関東で集中開催されたこともあり、有観客で本拠地開催ができる試合数はチームごとに差がある。

 最も多いのは、開幕から5カード連続でビジターだった阪神で58試合(7日現在)。最少は5カード連続ホームで戦い、14試合を無観客で開催したヤクルトの46試合だ。ヤクルトは阪神と比べて、5000人の有観客での開催数が12試合も少ない。1試合のチケット代の平均価格を4000円とすると、入場料収入は2000万円。12試合で2億4000万円の差が出る計算だ。

■スタメン6人分の年俸

 2・4億円といってもバカにならない。ヤクルトの2019年度の純利益は1億65万円。7日の中日戦のスタメンを見ると、1億円以上の高給取りである坂口、山田哲、青木を除き、村上ら6人分の年俸を賄える金額である(約2・3億円=出来高は除く)。

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