西武42年ぶりの屈辱最下位争い 辻監督それでも続投は「松坂大輔の充電」待ち

公開日: 更新日:

 数十年ぶりの屈辱を味わいかねない。

 松坂大輔(41)の引退試合が行われた19日、西武は日本ハムに惨敗。20日は勝利して再び5位に浮上したものの、何とも低レベルな争いを繰り広げている。所沢移転初年度となる1979年以来の最下位ゴールも見えてきた。

【写真】この記事の関連写真を見る(26枚)

 にもかかわらず、辻監督(62)が来季も続投する。辞任報道も束の間、球団が続投を要請し、指揮官も受諾。続投要請の時点で最下位の恐れはあったのだから、結果は問わないということだろう。

 辻監督は2017年に就任し、リーグ優勝2度を含む4年連続Aクラス。Bクラスは今季が初めてだ。たった1年の失態で責任を問うのは酷かもしれないが、それでも42年ぶりの屈辱は無視できないはず。なぜ、球団はかたくなに続投路線を動かさなかったのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾