西武・山川穂高に浮上する「海外逃亡説」の信憑性 クビ免れても“針のむしろ”で日本球界では扱いづらい

公開日: 更新日:

 強制わいせつ疑惑に揺れている西武山川穂高(31)。もっか無期限の謹慎中なのは自業自得だが、頭を抱えているのは西武も同じだ。

 逮捕、そして起訴となればクビは避けられないが、山川が強く否定している「強制」の事実がなく、不起訴に終わった場合でも扱いづらいことには変わりがない。不貞を働いた挙げ句、相手にケガをさせたのは山川自身が認めている。トレードに出すといっても引き取り手はないだろうし、かといってお払い箱にするのも一筋縄ではいかない。

 2021年5月、当時ロッテに所属していた清田は度重なる不倫や、コロナ禍での行動制限を守らなかったとして、球団は契約解除を通達。これに不満を持った清田は選手会に相談したうえで、ロッテ相手に地位確認や未払い報酬の支払いなどの訴訟を起こした。最終的に清田サイドが訴えを取り下げて和解したものの、西武も“無罪”の山川を切り捨てれば、同じ厄介事を抱えることになりかねないのだ。

「現役を続けるなら、米球界挑戦という選択肢も出てくると思う。西武に残れたとしても針のむしろ。家族を含めて奇異の目にさらされるだけですから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った

    スッカラカンになって帰国のはずが…ラスベガスのカジノで勝った会員限定記事

  2. 2
    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

    ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

  3. 3
    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

    なぜ15大会のスポンサー企業は日本女子プロゴルフ協会に“抗議文”を送ったのか

  4. 4
    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

    宮迫博之の地上波復帰また遠のく…チバテレ番組ゲスト出演のはずが、収録済みでもソデに

  5. 5
    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

    巨人阿部監督を悩ます原前監督の尻拭い…FA組と主力の過渡期でよぎる高橋由伸政権時の再来

  1. 6
    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

    プロアマを“人質”にした協会の傲慢ぶりで伝統ある大会が消滅危機…3年前から続く対立構造の根本

  4. 9
    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

    だれもが首をひねった 演技派俳優・古尾谷雅人の自殺の謎

  5. 10
    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白