小林さっちゃんがのど自慢で優勝したのを見て歌手になると決めた

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 実家のある静岡・伊豆から東京に出てきたのは16歳のとき。小さい頃から歌が好きでしたね。

 ラジオから流れてくる歌を、一緒になって歌っていました。ごはんの支度の手伝いをしながら母親が「なを子、ここはこう歌うんだよ」と教えてくれたり。うちの中にはいつも歌がありました。

 歌手になると決めたのは小学生のころ。テレビで歌番組を見ていたら、小林幸子さんがのど自慢で優勝して歌手デビューしたんです。

 小林さっちゃんとは同い年。これ見て、「あ~、子供でもデビューできるんだ」って。それがきっかけ。そしたら父親が協力してくれた。プロダクションが運営しているミュージックスクールがあるから、そこに入って歌の勉強しようって。でも、学費が高くって帰ってきちゃったんです。

 そうこうしているうちに宝塚劇場で照明の仕事をしている母方の叔父から、東宝でレコード会社をつくるのでオーディションをやる。だから2、3曲用意しておけって。そのとき歌った曲が「悲しい酒」「ひとり寝の子守唄」「雲にのりたい」。そのオーディションは通ったけど、会社ができるまで働いていてくださいって(笑)。

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