釜本邦茂氏が見た豪戦 「香川と本田と岡崎には注文がある」

公開日: 更新日:

 技術が高くて器用な分、香川は「周囲に合わせてしまう」傾向にある。連係プレーを重視するのもいいが、もっと香川らしさを全面に押し出し、積極的に《わがままプレー》に徹したらどうだろうか。ペナルティーエリア近辺で絶妙トラップから相手ゴール前に進入し、きっちりゴールの枠をとらえてシュートを決める。そんな香川の本領を早く見たいものだ。

■足元にボールがない時の本田は「タダの人」

 MF本田に関していえば、W杯前から指摘してきた通り、ボールのないところでの動きが緩慢過ぎる。ボールをキープしていない局面で相手DFに「どんな動きを仕掛けてくるか?」と思わせないと脅威にはならない。

 オーストラリア戦も正直に言って、足元にボールのない時の本田は「タダの人」だったからね。

 FW岡崎が、アギーレ監督体制6試合目でようやくゴールを決めた。右足のヒールでのゴール。トリッキーなシュートは、岡崎らしいと言っていいだろう。国際Aマッチの通算得点を40の大台に乗せた。決勝ゴールになったワケだし、おめでとうと言っておく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  5. 5
    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

  1. 6
    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

  2. 7
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  3. 8
    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

  4. 9
    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽