由伸監督も阿部頼みか…巨人の危ない「目標チーム打率」

公開日: 更新日:

「正捕手取りに意欲を燃やす小林にとっては厳しい流れかもしれない。チーム打率を2分も上げるのは簡単じゃないという声もあるけど、07年.276、08年.266、09年.275、10年.266と4年連続でクリアしていた時代もあったわけで、不可能な数字ではないとのことだった。ただ、8番に打撃が弱い選手が入っていると目標達成は厳しい。小林は昨季.226。劇的に上向けばいいけど、スタッフ会議で徹底した以上、由伸監督は攻撃的な布陣を敷かざるを得ない。阿部の方も『チームの目標のため』と言われれば、たとえ首や足などに不安があっても、『捕手はムリです』なんてとても言い出せない雰囲気です」(球団関係者)

 18日、阿部は、坂本や長野らと離れて行った自主トレ先のグアムから帰国した。

 37歳で開幕を迎える阿部の体が悲鳴をあげるのが先か、2割6分5厘打線の復活が先か――。今年も巨人はこの人次第。原前監督同様、由伸監督も結局、阿部と“心中”することになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

    北乃きいが「まるで別人!」と話題…フジ「ぽかぽか」でみせた貫禄たっぷりの“まん丸”変化

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  4. 4
    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

    (6)「パンツを脱いできなさい」デビュー当時の志穂美悦子に指示したワケ

  5. 5
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  1. 6
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  2. 7
    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

    静岡県知事選で「4連敗」の目 自民党本部の推薦が“逆効果”、情勢調査で告示後に差が拡大の衝撃

  3. 8
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9
    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10
    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる

    “絶対に断らない女”山田真貴子元報道官がフジテレビに天下りへ 総務官僚時代に高額接待で猛批判浴びる