阪神鳥谷の二塁守備練習はコンバート大山の“保険”なのか

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 それで打撃を崩すこともある。

 フリー打撃でサク越えを連発している大山。今季は新加入のロサリオが一塁で起用されるため、二塁で定位置を争うことになる。1年目の昨季は、75試合、7本塁打、38打点。金本監督は4番も打たせたほど打撃を買っているのだが、不慣れな二塁守備が仇にならないか。

 本職は三塁。二塁は秋季キャンプでも練習していたとはいえ、併殺や二塁ベース寄りの打球処理はまだまだ「プロの技」には至っていない。二塁は複雑なサインプレーや牽制、中継などもあって、一塁や三塁に比べて負担が大きい。ここ一番のミスが打撃に悪影響を及ぼすケースもある。

 三塁のレギュラーが決まっている鳥谷がこの日、投内連係やシートノックで二塁についたのは、「二塁・大山」が使えない時の“保険”かもしれない。

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