巨人・小林「銀さんに全部負け」直撃取材に“弱気発言”連発

公開日: 更新日:

 エース菅野の相棒は、この日も炭谷銀仁朗捕手(31)だった。

 16日の日本ハム戦に先発した菅野は、初回に先頭打者からいきなり4連打を浴び、3点を失う不安な立ち上がり。しかし、直後の二回に坂本勇の勝ち越し2点適時打など、打線が一挙5点を奪い、逆転に成功した。打線の大量援護をもらった菅野は「カーブとフォークは捉えられていなかった」と炭谷と話し合い、二回以降は変化球主体に切り替え、1安打投球。7回を6安打3失点でリーグトップタイの7勝目(3敗)を挙げた。

 原監督は「(二回以降は)変化球を多めにした。ストライクゾーンを広めに使ったというところ」と及第点。宮本投手総合コーチは「エース復活でよろしいんじゃないでしょうか」とご機嫌だった。

 菅野は腰の違和感から9日のロッテ戦で復帰した際も炭谷とバッテリーを組んだ。これまで菅野の女房役は、同い年の小林誠司捕手(30)と決まっていた。2017年には「最優秀バッテリー賞」を受賞した名コンビでもある。菅野―小林のバッテリーを解体したことについて原監督は「小林もリード面において勉強してるけど、(炭谷)銀ちゃんの方が1枚、2枚まで言わないけど、1枚半上回っている」と説明している。これで新コンビは2連勝となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  2. 2
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  3. 3
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  4. 4
    ロピア(下)埼玉の上場スーパー「スーパーバリュー」買収で“変身”した

    ロピア(下)埼玉の上場スーパー「スーパーバリュー」買収で“変身”した

  5. 5
    伊藤信太郎環境相は“ボンボン”2世議員…六本木の大豪邸、幼稚舎から慶応育ちで「弱者の気持ち」分かるワケなし

    伊藤信太郎環境相は“ボンボン”2世議員…六本木の大豪邸、幼稚舎から慶応育ちで「弱者の気持ち」分かるワケなし

  1. 6
    補選トップ当選の酒井なつみさん、政治って困窮者を守るためにあるんじゃないの?

    補選トップ当選の酒井なつみさん、政治って困窮者を守るためにあるんじゃないの?

  2. 7
    “エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した

    “エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した

  3. 8
    巨人・大城卓三が今オフ国内FA権行使か…監督交代で評価と立場が一変、出場数も激減

    巨人・大城卓三が今オフ国内FA権行使か…監督交代で評価と立場が一変、出場数も激減

  4. 9
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  5. 10
    「金」相場は歴史的な高騰に沸くけれど…次なる投資先に銀・プラチナはアリ?

    「金」相場は歴史的な高騰に沸くけれど…次なる投資先に銀・プラチナはアリ?