侍J稲葉監督が巨人視察 心配の種は4番候補・岡本の大不振

公開日: 更新日:

ヤクルト村上に取って代わられるかも

 もうひとつの心配の種は、昨季本塁打、打点の2冠に輝いた4番・岡本の不振である。今季の打率は.172、8打点、本塁打はまだ1本。この日も見せ場なく3タコに終わった。巨人のコーチ時代に岡本の三塁の守備力を飛躍的に向上させた井端氏が日本代表の内野守備・走塁コーチを務めている縁もある。侍ジャパンの正三塁手はこれまで長くソフトバンク・松田が務めてきたが、昨季の活躍で岡本が最有力候補に躍り出たはずだった。さるNPB関係者がこう言う。

「確かに岡本が筆頭ですが、一塁も三塁もできるヤクルトの4番で21歳の村上が突き上げてきている。打率.315でこの日も一発を放つなど(7本塁打、17打点)セの2冠。岡本の不振があまりにも長引くようなら、村上に取って代わられる可能性も否定できません」

 五輪メンバーは前回のWBCより4人少ない24人。少数精鋭だけに予断を許さない状況だ。最終ロースターは5月下旬から6月初旬に提出する。代表でもエースと4番の可能性がある巨人の2人が、稲葉監督の胸をザワつかせている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?