元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

3年ぶりに代表復帰! “ゴールマシーン”武藤嘉紀の新境地に期待したい

公開日: 更新日:

武藤嘉紀(ヴィッセル神戸/29歳)

「もう一度<ゴールマシーン>にならなくてはいけない」

 2021年8月のJ1神戸入団会見でこう力を込めた武藤。そこから約3カ月で5得点を挙げて健在ぶりをアピール。3年ぶりに日本代表候補に返り咲いた。

「正直言って、昨季のクラブでの成績には満足していないですし、ゴールをもっと取りたかった。今回の代表では自分にできる最大限のプレーをして、あとはどうなるかを見てみたい」と意気込む2018年ロシアW杯戦士は、17日にスタートした国内組合宿から、2度目の世界舞台をつかみにいく覚悟だ。

  ◇  ◇  ◇

 17日夕方、合宿地の千葉・幕張で長友佑都(FC東京)や大迫勇也(神戸)ら常連組に交じり、2019年アジア杯以来の復帰を果たした武藤が、ギラギラ感を前面に押し出していた。

 ダッシュやボール回しの後に行われたハーフコートのミニゲームでは右ウイングでプレー。打点の高いヘディングシュートで敵に脅威を与えていた。

 ロシアW杯の頃の彼は1トップのイメージが強かったが、昨季の神戸では右MFや2トップの一角でもプレー。選手としての幅は、確実に広がっている。

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