阪神ドラ1高卒ルーキー森木大智が154kmデビュー! 来季は誰が監督でもV争いの投手力に

公開日: 更新日:

 負けはしたが、ポテンシャルの高さを見せつけた。阪神の高卒ドラ1ルーキーの森木大智(19)が昨28日の中日戦で初登板初先発。6回3失点で黒星を喫したものの、初回から150キロ超を連発して敵地をどよめかせた。 ストレートのMAXは154キロを記録。初の一軍マウンドにも臆することなく、自慢の真っすぐでぐいぐい押し、五回までは被安打1の4奪三振と力でねじ伏せた。

 阪神OBが言う。

「森木は来季の先発ローテーション入りに期待を持たせる内容だった。今季限りでの退任が決まっている矢野監督の後任は岡田元監督だ、平田二軍監督の内部昇格だ、と球団内でも意見が分かれていまだ不透明ですが、誰が監督をやっても優勝争いは間違いなし、という投手力があることが改めてハッキリしましたよ。森木、西純(20)、伊藤将(26)、才木(23)、湯浅(23)に加えて藤浪(28)は復活気配だし、4月に左肘の靭帯再建手術を受けた高橋遥(26)も来年夏前には戻ってくる。10代、20代の好投手が目白押しで、エースの青柳もまだ29歳。ただでさえ、阪神のチーム防御率は2.55で12球団トップ。そもそもこれで、やっとこさ3位争いということ自体がおかしいんですから」

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