エンゼルス監督に74歳老将ワシントン氏招へいは勝ちに飢えた大谷翔平の引き留めプラン

公開日: 更新日:

 エンゼルスの次期監督にロン・ワシントン氏(71)が就任した。

 ワシントン新監督は2007年から指揮を執ったレンジャーズを10、11年と2年連続でワールドシリーズに導いた。今季まで三塁ベースコーチを務めていたブレーブスで、エ軍のミナシアンGMがアシスタントGMを務めていた縁から、今回の招聘につながったという。

 今季まで大谷、主砲トラウトのメジャーを代表する長距離砲2人を擁しながら、ポストシーズンから遠ざかっているエ軍にとって、ワシントン監督は最適な人材だ。

 同監督はレ軍の指揮官就任と同時にチームの戦術を刷新。本拠地テキサス州アーリントンは空気が乾燥して、本塁打が出やすいため、伝統的に一発長打に頼った大味な野球だった。同監督は地元ファンが望む長打力のある選手を生かしながらも、犠打や盗塁、エンドランを駆使するスモールボールを徹底。その結果、リーグ連覇を果たした10、11年は得点力が増した。10年はリーグ1位の53犠打、同5位の123盗塁で、同4位の787得点をマーク。翌11年はリーグ2位の210本塁打に同4位の143盗塁で、総得点は前年を大幅に上回る同3位の855を記録した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?