大谷翔平「英語スピーチ」米メディア絶賛だが…新天地で必要なのはむしろ「スペイン語」

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 ドジャース大谷翔平(29)が流ちょうな英語を披露した。

 日本時間28日のニューヨーク・マンハッタンで行われた全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部の晩さん会に出席。英語によるスピーチでは事前に用意したカンペに目をやりながらも、史上2度目の満票でのMVP選出、古巣エンゼルスなどへの感謝を口にした。

 昨季まで敵将だったダスティ・ベーカー監督とのやりとりでは、アドリブで対応し、多くの米メディアが「ショウヘイの英語はかなり上達している」と驚きをもって伝えた。

 2018年に渡米して今季がメジャー7年目。エンゼルス時代にはベンチで通訳を介さずに首脳陣や同僚と会話するなど、積極的にコミュニケーションを図ってきただけに、英語力は渡米当初に比べて格段に向上したようだが、新天地で必要なのはそれだけに限らない。本拠地のロサンゼルス市街ではアナハイム以上にスペイン語が求められるからだ。

 ロサンゼルス市は全人口約385万人のうち、約40%をヒスパニック系が占め、ド軍の熱烈なファン層でもある。日本人の大谷がスペイン語を話せば、多くのドジャースファンのハートを掴める。イチローはマリナーズ時代、ナインとスペイン語でコミュニケーションを図ったところ、シアトルのヒスパニック系ファンから好意的に受け止められたという。

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