小池百合子
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協力金はたった30億円 小池知事の冷淡すぎるコロナ対策
新型コロナの感染拡大が止まらない中、小池知事が新型コロナ対策の補正予算案を編成すると表明した。 今回の補正予算は2300億円規模というが、今年度に入り、数千億円規模の補正予算の編成はなんと5度目である。これで東京都の新型コロ...
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豊洲市場「無断撮影禁止」ポスターで“欠陥隠蔽”の異常事態
これぞ“ブラックボックス”だ。開場から2年経過した東京都の豊洲市場。施設内で黒い粉塵が舞い、壁に亀裂が走るなど、次々に“欠陥”が露呈しているが、小池都政が「不都合な真実」の隠蔽に動きだした。市場内に「無断撮影禁止」と記されたポスター...
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コロナ禍の真っ最中に…小池都知事は退職金3500万円を得ていた
これぞ新型コロナ禍のどさくさ紛れだろう。7月の都知事選で再選を果たした小池百合子都知事が、1期目の退職金を満額受け取っていたという驚きの情報が飛び込んできた。上田令子都議が都に情報公開請求して事実を突き止めたという。 小池知...
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<8>暴走「新型コロナ条例」は都Fの起死回生策にならない
最近、都内を歩くと都議の真新しいポスターが張られている光景が目を引く。選挙は来年7月だから、仮に選挙目的のポスターであれば、明らかな公選法違反である。 しかし、よく見ると、ポスターには小さな文字で「講演会」や「都政報告会」の...
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<7>小池氏が生みの親・都民ファは次期都議選で全滅か
「やってます感」の演出に余念のない小池知事をしっかり支えているのが、都議会与党である。 3年前の都議選で圧勝した「都民ファーストの会」(都F)を軸に、ちゃっかり公明党が相乗り。小池都政の基盤は磐石のように見える。加えて、今年7...
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小池都知事は静観 都民ファ「罰則付き条例」に透ける思惑
東京都議会の最大会派、都民ファーストの会(都F)がブチ上げた新型コロナウイルス感染者への「罰則付き条例」が波紋を広げている。ネット上では〈私権の制限にあたる〉などと反対意見が続出しているが、都Fは12月の定例会に提出する姿勢を崩して...
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退庁時間も妙に早くなり…小池知事は都政の関心が失せたか
「ロックダウン」発言が原因で、緊急事態宣言のタイミングが遅れた――。一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブがまとめた「新型コロナ対応・民間臨時調査会」の報告書で、政府側が小池都知事の「ロックダウン」発言を批判し、話題になって...
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<6>慣れない療養施設運営でコロナ感染にさらされる都職員
「東京iCDC」(感染症対策センター)が1日に立ち上がったにもかかわらず、メディアで大きく取り上げられることはなかった。所詮は著名な学者をかき集めたに過ぎない「専門家ボード」に期待しろと言われても無理なのである。 それよりも、...
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<5>鳴り物入りの新型コロナ組織「東京iCDC」は機能しない
7月の東京都知事選で「アメリカのCDC(疾病対策センター)の東京版を作ります」とぶち上げた小池知事が今月1日、「東京iCDC」をスタートさせた。 ついに選挙公約を実現…と思われたのだが、その中身を見て肩の力が抜けた。都民の多...
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コロナ禍で統治機構にガタが…デタラメがまかり通る世界に
パンデミックで、世界は混乱している。こんな時必要なのは、政府や公的組織や、専門家たちの手堅い情報と判断力である。ここに嘘やデタラメ、策略があってはいけない。 ところが、コロナに関する限り、人類がかつて遭遇したことのない新種と...
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<4>五輪1年延期の追加負担3000億円は都に押し付けられる
まず東京大会の財政フレームをおさらいしておく。 「東京都6000億円」「組織委員会6000億円」「国1500億円」で、計1兆3500億円というのが公式な経費分担である。国と東京都のカネの出どころは税金だ。いざとなれば、国債や都...
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<3>東京五輪「来年7月強行開催」で窮地に立つ小池都知事
ここにきてIOC(国際オリンピック委員会)の態度が急変している。 1年延期された東京大会について、コーツ副会長が「ワクチンがあろうがなかろうが開催」と発言したのに続き、バッハ会長も「歴史的なものとなり、必ず成功する」と太鼓判...
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日本「GoTo」4事業なぜ強行?“第1波”対策失敗を専門家指摘
「トラベル」「イート」「イベント」「商店街」――。10月から4つの「Go To」が出揃う。菅政権は経済の活性化に必死なのだろうが、気温が低下するこのタイミングでの実施には、さすがに「大丈夫か」と不安の声が上がっている。 実際、...
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国際金融都市構想“東京外し”の裏に麻生氏と小池知事の確執
香港の政治情勢の混乱や新型コロナウイルス収束後を見据え、海外の金融機関や金融人材を日本に呼び込む「国際金融都市構想」の動きが活発化している。 自民党の「金融人材等の高度人材受け入れプロジェクトチーム」は、海外の金融人材が日本...
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<2>天敵・菅首相の「デジタル庁」に完敗した小池都知事
小池知事は行政手続きのデジタル化を目指す条例改正案を都議会に示した。その名も「東京デジタルファースト条例」!!という。この名称、最初は冗談かと思ったが、どうやら本当らしい。デジタルにまで小池印の「ファースト」を付ける執念深さに呆れか...
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小池知事は戦々恐々 “天敵”菅氏がポスト安倍本命の想定外
さすがの“女帝”も天敵の宰相就任は予測できなかったようだ。 3日、211人の新型コロナウイルス感染者が確認された東京都。小池知事が感染症以上に頭を悩ませているのが、首相就任が確実視されている菅官房長官だ。 「先月28日...
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<3>国政復帰に向けて早くも動き出した女帝知事の命運
「菅新総裁で決まり」の今、小池知事は何を思うのか。 彼女にとって国政の行方は吉と出るのか凶と出るのか、駆け出しの都政ウオッチャーとしてはたいへんに興味深い。菅官房長官は「Go To キャンペーン」で「圧倒的に東京の問題」と言い...
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“排除”再来?菅氏スカスカ会見の一部始終…記者の怒号飛ぶ
「フリーランスにも指名してください!出来レースじゃないですか」――。既にテレビの生中継は終わっていたが、1人の記者の怒号から「横浜をカジノ業者に売り渡すんですか」「公文書を改竄しないでください」との声が堰を切ったように飛び交った。2日...
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<2>成果の上がらないコロナ対策 小池知事は苛立ち興味失う
8月27日、夜の街対策に熱心な小池知事は、先月末で終了する予定だった飲食店などへの時短要請を23区に限って9月15日まで延長するとした。 これには、感染拡大を案じる都民から「そこまでしなくても」という声が聞かれた。10時以降...
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<1>コロナ直撃で出てきた 小池知事の中身ナシ「構造改革」
8月下旬、都庁では中規模の幹部異動内示が発令された。このところ相次ぐ新型コロナウイルス関連の異動かと思われたが、内示表には「構造改革担当」という見慣れない文字が並んでいた。都庁の組織図には存在しない名称である。その組織の役人トップに...
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<5>排除発言から3年目の“真実” 女性初の総理が最終ゴール
旧民進党を四分五裂させた3年前の解党・希望の党合流は、小池知事と前原誠司代表(当時)が共謀した“安倍政権倒す倒す詐欺”だった。前原代表が「安倍政権打倒のために一対一の対決に持ち込む。排除されることはない」と両院議員総会で説明して了承...
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<4>「任期を全うするのか」質問はぐらかし“国政転身”準備
コロナ第2波拡大の“A級戦犯”は小池知事と確信したのは、都知事選中盤の6月25日。豊島区での行政視察を終えた小池知事に「感染者を55人も出したのに、なぜ対策をすぐに打たないのか」と聞いたのに、無言で立ち去った時のことだ。 対...
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<3>実は「隠れカジノ誘致派」都知事選では争点隠しを徹底
改憲と安保法制に賛同しないリベラル派を「排除します」と発言、安倍政権打倒の先頭に立つジャンヌ・ダルク役の仮面が剥がれ、「女ヒトラー」のような独裁的党首の素顔があらわになって惨敗した2017年総選挙以降、小池知事は政権批判を控える一方...
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<2>職務怠慢を棚に上げ司令官を演じる「コロナのたぬき」
「ロックダウン(都市封鎖)」などの強い言葉を連発して「やってる感」を演出するのは得意だが、実効的なコロナ対策実施を怠ってきたのが政権追随型の小池都政だ。 「37度5分以上の発熱が4日以上続いた場合に検査、それまでは自宅待機」とい...
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<1>質問指名はお気に入りだけ 女帝流メディアコントロール
2017年の総選挙で、「希望の党」代表だった小池百合子都知事から「排除」発言を引き出したジャーナリストが今月、新著「仮面」(扶桑社)を出版した。小池をウオッチし続け、何が見えたのか。その欺瞞と野望を明らかにする。 ◇ ◇...
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「ファクス行政」と揶揄も…保健所は超時代遅れの化石状態
東京都庁では今、毎週のように管理職の人事異動が発令されている。 そのほとんどが新型コロナウイルス関連、つまり各局各部署の管理職に感染症対策の兼務がかけられている。兼務とは、本務とは別の業務も担当することを人事上、正式に命じる...
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「和歌山モデル」は東京とは真逆 重症者治療も広く定義
東京都が重症者の定義を勝手に狭く変更し、過少報告していた一件。厚労省の定義に入っている患者を重症者にカウントしていなかった。「重症者は少ない」との誤解を招き、「深刻さ」を隠す結果となった。その真逆なのが、和歌山県だ。「重症者」をあえ...
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小池都政の欺瞞 重症者の計上方法コッソリ訂正&過少報告
情報公開を政策の「一丁目一番地」に掲げてきた小池都知事。ところが、足元の都政で新型コロナ重症者数を“過少報告”してきた実態が明らかになった。厚労省が打ち出す重症者の定義は、①ICU(集中治療室)、②人工呼吸器、③ECMO(人工心肺装...
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ポスト安倍を猛アピール!女帝とおしゃべり大臣の元気自慢
「復帰して頑張っていきたい」――。17日に慶応病院で7時間半滞在し、検査を受けた安倍首相。4日ぶりに公務に復帰した19日も、報道陣に向けた笑顔は引きつり、足取りも重かった。健康不安説が強まる中、ヤケに「元気満々」を猛アピールしているの...
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小池知事 都内パブ「クラスター発生」を店と客に責任転嫁
都民をバカにするにもほどがある、というものだ。14日、389人のコロナ感染者が確認された東京都。虹マークでお馴染みの「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲示した店でクラスターが発生したことに、あろうことか小池都知事は「私のせいじゃない」...