ノンフィクションが面白い
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「空と風と時と小田和正の世界」追分日出子著
「空と風と時と小田和正の世界」追分日出子著 アーティスト小田和正は、75歳を過ぎても全国ツアーを行い、あの類いまれな美声で歌い続けている。そのストイックなまでの音楽人生を記録した圧巻の人物評伝…
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「吉村昭と津村節子 波瀾万丈おしどり夫婦」谷口桂子著
「吉村昭と津村節子 波瀾万丈おしどり夫婦」谷口桂子著 「ここで死にましょうか」 真冬の北海道、根室の夜の海岸で、妻・津村節子は、夫・吉村昭に言った。2人は、セーターの行商の旅に出て、最果…
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「移民の子どもの隣に座る」玉置太郎著
「移民の子どもの隣に座る」玉置太郎著 大阪の繁華街ミナミの町外れにある島之内は、移民が多い町。フィリピン、中国、韓国、ブラジルなどにルーツを持つ人たちが住人の3割を占め、その多くがミナミの飲食…
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「シェルフ・ライフ」ナディア・ワーセフ著 後藤絵美訳
「シェルフ・ライフ」ナディア・ワーセフ著 後藤絵美訳 カイロの西、ナイル川の中州の街ザマーレクに、「ディーワーン」という書店がある。2003年に3人の女性が創業したこの店は、カイロでは見たこと…
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「美術泥棒」マイケル・フィンケル著 古屋美登里訳
「美術泥棒」マイケル・フィンケル著 古屋美登里訳 お洒落な服装の若いカップルが来館者に紛れ込み、警備員がいなくなるわずかな隙を狙って素早くお目当ての美術品を盗み出す。職人技の道具は1本のスイス…
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「裸の大地 第二部犬橇事始」角幡唯介著
「裸の大地 第二部犬橇事始」角幡唯介著 自分で橇を引いて北極圏を旅してきた探検家・角幡唯介が、4年前に犬橇を始めた。以後毎年、グリーンランド北部で長期の狩猟漂泊行を続けている。なぜ犬橇なのかと…
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「海賊たちは黄金を目指す」キース・トムスン著 杉田七重訳
「海賊たちは黄金を目指す」キース・トムスン著 杉田七重訳 冒険物語や映画でおなじみのカリブの海賊のリアルな生活を描いたノンフィクション。海賊の中には、まめに航海日誌をつけていた者たちがいた。本…
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「死は予知できるか」サム・ナイト著 仁木めぐみ訳
「死は予知できるか」サム・ナイト著 仁木めぐみ訳 ロンドン近郊に住むピアノ教師、ミス・ミドルトンは、子どものころから予知能力があった。1966年に起きた採鉱廃棄物の山の大崩落事故も予知していた…
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「イラク水滸伝」高野秀行著
「イラク水滸伝」高野秀行著 「水滸伝」は中国四大奇書のひとつ。宋の時代、宋江を首領とする豪傑(好漢と呼ばれる)たちが、湿地帯の拠点「梁山泊」にたてこもって政府にたてつく物語だ。 反権力的…
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「氷室冴子とその時代」嵯峨景子著
「氷室冴子とその時代」嵯峨景子著 1980年代、氷室冴子は人気少女小説家として世に知られるようになった。「クララ白書」「なんて素敵にジャパネスク」「雑居時代」など、その時代を生きる等身大の女の…
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「私説 ドナルド・キーン」角地幸男著
「私説 ドナルド・キーン」角地幸男著 日本語は難しい。漢文、古文を含めた日本語を理解できる外国人など、いるわけがない。そういう日本人の思い込みを見事に覆した天才がいる。ニューヨーク生まれの日本…
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「原爆写真を追う」林重男、井上祐子著
「原爆写真を追う」林重男、井上祐子著 1945年10月初め。広島の爆心地近く。かろうじて残っている商工会議所屋上の望楼に上ったカメラマン林重男は、一面の瓦礫の荒野を前に無言で立ち尽くした。これ…
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「ジュリーがいた沢田研二、56年の光芒」島﨑今日子著
「ジュリーがいた沢田研二、56年の光芒」島﨑今日子著 あのジュリーが、6月25日で75歳になった。この日、さいたまスーパーアリーナでバースデーライブが行われた。2018年、会場が埋まらずに当日…
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「掬われる声、語られる芸」鈴木聖子著
「掬われる声、語られる芸」鈴木聖子著 新劇出身の個性派俳優・小沢昭一は、不惑を迎えた1969年に、著書「私は河原乞食・考」を刊行した。特出しストリッパー、香具師、大道芸人を取り上げ、ホモセクシ…
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「消えた冒険家」ローマン・ダイアル著 村井理子訳
「消えた冒険家」ローマン・ダイアル著 村井理子訳 著者のローマン・ダイアルは、アメリカの冒険家で山岳スポーツのエキスパート。幼い頃に訪れたアラスカの自然や生き物に魅了され、長じて生物学者になっ…
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「カルト権力」青木理著
「カルト権力」青木理著 2022年7月8日。辺野古での取材を終え、那覇空港の出発ロビーにいた著者は、スマホのニュース速報で、安倍晋三元首相が銃撃されたことを知る。飛行中にPCで情報を収集し、関…
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「実録 バブル金融秘史」恩田饒著
「実録 バブル金融秘史」恩田饒著 著者は1962年に大和証券に入社、MOF担(大蔵省担当)、大和証券常務取締役、証券団体協議会常任委員長などを務めた証券マン。バブルの発端とされる1985年の「…
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「ギャラリーストーカー」猪谷千香著
「ギャラリーストーカー」猪谷千香著 ギャラリーストーカーとは、画廊で作家につきまとう人たちのことをいう。多くは40代以上の中高年男性で、ターゲットにされるのは主に美術大学を卒業したばかりの若い…
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「農協のフィクサー」千本木啓文著
「農協のフィクサー」千本木啓文著 JA京都中央会会長・中川泰宏。京都の農協トップに27年以上にわたって君臨する独裁者である。貸金、不動産業で身を起こし、36歳のとき全国最年少で農協組合長に就任…
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「同和のドン 上田藤兵衛『人権』と『暴力』の戦後史」伊藤博敏著
部落差別に挑み、同和運動に半生を捧げた上田藤兵衛は、1945年、京都・山科の「夙」の被差別部落に生まれた。山科には日本の礎を築いた天智天皇陵がある。夙は墓守や清掃、葬送など死にまつわる仕事を担う賎民…