MCコメンテーターの診断書
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フジ反町理アナは“質問係のおじさん” MCよりご意見番向き
昨年、フジテレビは報道ニュース番組を「プライムニュース」ブランドに統一。平日夕方は「プライムニュースイブニング」となり、元NHKの“麿”こと登坂淳一がMCに就く予定だったが、スキャンダル報道で急きょ…
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TBS杉山真也アナはコーナー後半を早口で“はしょる”難あり
TBS系「あさチャン!」で7時台後半の「全力!リサーチボード」を担当している杉山真也。先月31日は東京五輪・パラリンピックの1000万枚のチケットをいかに入手するかを取り上げた。論点は「チケットの入…
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深まらない「日曜討論」NHK伊藤雅之アナの記者魂はどこへ
NHK「日曜討論」のMCは、ニュース番組のMCとは違う気苦労があって大変だと思う。 例えば、各党政策責任者の討論会では「政府与党寄りの進行だ」「出演者の発言を垂れ流しているだけではないか」な…
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テレ朝・松尾由美子アナの説得力 目は口ほどにモノを言う
テレビ朝日系、朝の「グッド!モーニング」は7時前からその日の主要ニュースを報じるが、15日は流行期に入ったインフルエンザと平成最後の成人式を取り上げた。 前者を紹介したのは坪井直樹とMCを務…
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外交評論家・岡本行夫氏は日米問題に及び腰な“現状維持派”
「平成最後の日米首脳会談」も予定される中、平成30年間の米国と日本を振り返ったのが、12月30日のTBS系「報道の日2018」。 この種のテーマになると必ずといっていいほどゲスト出演をするのが…
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「とくダネ!」天達武史 生かされるファミレス勤務の経験
10日から強い寒気の影響で本格的な冬を迎えた日本列島。各局とも気象情報コーナーを長めにとって対応した。こんな時こそ気象予報士の手腕が問われる。目立っていたのがフジテレビ系「とくダネ!」の天達武史だ。…
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日テレ安藤アナに求められる“独自色” 河内弁を交えては?
早朝4時に始まる日本テレビ系「Oha!4 NEWS LIVE」のMC陣はMCを務める局アナをはじめフリーアナウンサーや気象予報士ら女性陣が主役だ。4時55分からは男性局アナが曜日別に登場する。社歴6…
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NHK豊原謙二郎の深みと説得力 来年のラグビーW杯が楽しみ
NHK「おはよう日本」の6時以降のスポーツを担当する豊原謙二郎(45)は、マイルドで耳に心地よく響く声質を持っている。民放には肩や口調に力が入っているスポーツキャスターがいるが、豊原は声が大きくなっ…
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若狭勝氏は情報量で圧倒 ゴーン逮捕関連の生番組は独壇場
有価証券報告書に報酬を実際より少なく記載したとして19日夜、東京地検特捜部に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者。テレビはこのニュース一色になり、そんな中で20…
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長野智子 「サンデーステーション」で個性アピールできず
テレビ朝日系「サンデーステーション」のMC長野智子は非常に冗舌になる時とほとんどコメントしない時がある。 4日の「注目ニュース読み比べ」では冗舌だった。「続いては臨時国会です。私たちの生活に…
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末延吉正「ワイド!スクランブル」優等生発言が物足りない
10月改編でMC、コメンテーターが入れ替わったテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」。水・金曜担当だった、元テレビ朝日政治部記者で東海大広報メディア学科教授の末延吉正は火・木曜に移った。 先月…
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フジテレビ伊藤利尋アナ ベテランの安定した進行は違う
24日、フジテレビ系の「とくダネ!」はシリアで武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが解放されたというニュースを取り上げた。 小倉智昭、山崎夕貴とともにMCを務める伊藤利…
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野村修也・中大法科大学院教授 具体的なことが伝わらない
もっともらしいが、後から振り返ると具体的なことが何も分からない――そんなコメンテーターは少なくないが、中大法科大学院教授の野村修也もそのひとりか。野村は読売テレビ制作の「ミヤネ屋」や「ウェークアップ…
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NHK和久田麻由子アナ イキイキした表情とリズム感が良い
高瀬耕造とともにNHK朝の「おはよう日本」の平日のMCを務める和久田麻由子(29)は、取り上げる話題や相手との掛け合いで、表情と声のトーンが微妙に変わる。それが和久田の魅力のひとつになっている。 …
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総裁選をバッサリ…はっきり言い切る“橋下節”に思わず同感
「橋下徹とともに今後の日本を考えたいと思います」 「田崎史郎さんには自民党総裁選の舞台裏を語ってもらいます。橋下さんには野党にカツを入れてもらいます」 9月22日、土曜朝の日本テレビ系・…
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的確なコメントも…ホラン千秋の鼻にかかった言い方はNG
大坂なおみが全米オープンで優勝したが、TBS系「Nスタ」の4日16時台「トクする!3コマニュース」では彼女の天然ボケ的な発言を話題にした。3回戦の勝利後、「日本に持って帰りたいものは?」と問われ、「…
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「報道特集」に異動3年目 膳場貴子アナは存在感がアップ
太平洋戦争や原爆・核兵器をテーマとするドキュメンタリーや報道番組は8月に集中する。“8月ジャーナリズム”といわれるゆえんだ。11日のTBS系「報道特集」は、まさにそれを象徴するものだった。 …
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弁護士・菅野朋子氏に共感 思慮深さと分かりやすさが魅力
まさにワイドショー向きの分かりやすいキャラクターで、連日各局の情報番組を賑わせてきた日本ボクシング連盟の山根明会長。8日の記者会見で辞任を発表したが、前日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系…
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テレビでは生かせない? 大谷昭宏氏の歯切れのいい語り口
“黒田軍団”と呼ばれ毎年8月初旬に「戦争展」を開いていた読売新聞大阪本社社会部長・黒田清と同部員を取材したのが83年夏だから、大谷昭宏と初めて会ってから35年。徳島支局を経て大阪社会部員になった当時…
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ウエンツ瑛士 日テレ「スッキリ」での役割は“素人目線”
24日、日本テレビ系「スッキリ」の「WEニュース」に登場した11歳のウクレレ奏者には驚いた。近藤利樹君といい、「コーヒー・ルンバ」「ソーラン節」などを体全体でリズムをとりながら楽しそうに演奏。動画に…