渋野日向子は通算5アンダーで予選通過…米ツアー2年目「スコア60台」連発の吉兆

第1ラウンド、3番でティーショットを放つ渋野日向子（Ｃ）共同通信社

【ポートランドクラシック】第2日

　ここで止まったわけではない。渋野日向子（24）は初日、首位に4打差の5アンダー11位と好スタートを切った。今季の米女子ツアー15試合目で初日の60台は3回目だ。

　朝一番（午前7時15分）スタートの2日目も前半に通算8アンダーまでスコアを伸ばすも、後半は3つのボギーで失速。通算5アンダーで予選通過を決めている。

　米女子ツアーを主戦場にして2年目。改めて渋野の成績を見ると、あることに気がつく。

　昨季は米女子ツアー23試合に出場しべスト10入り5回。その内、初日の60台は4回（ホンダLPGA、シェブロン、全英女子、ポートランド）あった。この4試合はいずれも60台を2回以上出している。

　初日1オーバーの71位と出遅れたLPGAメディヒール選手権も、2日目（66）、3日目（68）の「60台」で3位に浮上し、8位でフィニッシュ。昨季から今大会前まで欧米やそれ以外の海外試合で2日目までに60台で回った11試合のうち、8試合で60台を複数回マークしているのだ。