桧山珠美
著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

ガハハ笑い!島崎和歌子“無双”の最強人脈 島田紳助、志村けん、小泉元首相までも寵愛

公開日: 更新日:

 先週放送された「オールスター感謝祭2023春」(TBS系)の島崎和歌子(50)の無双ぶりがすごい。91年秋にスタート、番組改編期の春秋に放送される、紛れもないTBSの名物番組で第1回から出演しているのが総合司会の島崎だ。

 当初は島田紳助とコンビを組んでいたが、11年に紳助が引退して以降は2代目の相方、今田耕司とともにというか、今田を従えて番組を仕切っている。

 毎度、わがままな俳優やアスリート、芸人らを相手に生放送を仕切っていくのは至難の業。さながらサーカスの猛獣使いといったところか。30年以上も番組の顔をやっているわけだが、驚くのは今年50歳ということは第1回の時はまだ10代ということになる。それにしては最初から堂々として貫禄があった……。

 紳助の寵愛を受け、芸能界にしっかりと自身の居場所をつくった島崎。その後、志村けんにも気に入られ、「だいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」などで共演し、コメディエンヌぶりを発揮した。昨年、志村ファミリーのダチョウ倶楽部・上島竜兵が亡くなった後で竜兵会のメンバーがおのおの思い出を語る話の中に唯一出てくる女性が島崎だった。酒好きは有名で、ウィキペディアによれば「ミニアッコ」などと呼ばれているらしい。同じ酒好きでも、和田アキ子は好きな人、嫌いな人がいそうだが、島崎を嫌いだという人は聞いたことがない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  2. 2
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  3. 3
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  4. 4
    ロピア(下)埼玉の上場スーパー「スーパーバリュー」買収で“変身”した

    ロピア(下)埼玉の上場スーパー「スーパーバリュー」買収で“変身”した

  5. 5
    伊藤信太郎環境相は“ボンボン”2世議員…六本木の大豪邸、幼稚舎から慶応育ちで「弱者の気持ち」分かるワケなし

    伊藤信太郎環境相は“ボンボン”2世議員…六本木の大豪邸、幼稚舎から慶応育ちで「弱者の気持ち」分かるワケなし

  1. 6
    補選トップ当選の酒井なつみさん、政治って困窮者を守るためにあるんじゃないの?

    補選トップ当選の酒井なつみさん、政治って困窮者を守るためにあるんじゃないの?

  2. 7
    “エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した

    “エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した

  3. 8
    巨人・大城卓三が今オフ国内FA権行使か…監督交代で評価と立場が一変、出場数も激減

    巨人・大城卓三が今オフ国内FA権行使か…監督交代で評価と立場が一変、出場数も激減

  4. 9
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  5. 10
    「金」相場は歴史的な高騰に沸くけれど…次なる投資先に銀・プラチナはアリ?

    「金」相場は歴史的な高騰に沸くけれど…次なる投資先に銀・プラチナはアリ?