今最も客が呼べる講談師・神田松之丞

談志の「らくだ」を聴いて「帰り道、鳥肌が立っていた」

公開日：2018/01/16 17:00　更新日：2018/01/16 17:00

立川談志（Ｃ）日刊ゲンダイ

　神田松之丞こと古舘克彦は１９８３年に池袋で生まれた。大学受験に落ちて浪人することを決めた２００３年３月、立川談志の独演会を見に行き「らくだ」を聴いて衝撃を受けたという。

「震えるような出来でした。帰り道、ずっと鳥肌が立ってましたから。落語を聴いてあれ以上の経験は後にも先に…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り866文字／全文1,007文字)