鈴木敏夫 — 著者のコラム一覧

鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

１９４８年、愛知県名古屋市生まれ。７２年に徳間書店に入社。「週刊アサヒ芸能」「アニメージュ」編集部を経て、８４年に「風の谷のナウシカ」を機に映画の世界に。８９年からスタジオジブリ専従。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」など、宮崎駿、高畑勲と共にジブリ作品を生み出す。２０２２年１１月、ジブリパークが愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内に開園。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。（撮影：荒木経惟）

鈴木敏夫新・映画道楽体験的女優論

風吹ジュン編<3>迷走の80年代をくぐり抜けて「無能の人」で吹っ切れた

公開日：2021/08/29 06:00　更新日：2021/08/29 06:00

風吹ジュン（Ｃ）日刊ゲンダイ

　1980年代、女優・風吹ジュンに転機が訪れる。いろんなドラマで彼女を起用し、「次のドラマはあなたが主役ね」と言ってくれていた脚本家の向田邦子が、81年に飛行機事故で急逝。私生活でも同年に結婚をした。80年代の彼女はテレビドラマを中心に多くの作品に出演したが、これといった方向性を…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録ログイン

【連載】鈴木敏夫新・映画道楽体験的女優論

前の記事風吹ジュン編<2>「この頃の彼女の役は“暗い”（笑い）。またその暗さがよく似合う」 2021/08/23 06:00
次の記事風吹ジュン編<4>かつての恋心が燃え上がる雰囲気をうまく演じていた 2021/09/05 06:00

この連載の一覧を見る

■関連記事