鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー
１９４８年、愛知県名古屋市生まれ。７２年に徳間書店に入社。「週刊アサヒ芸能」「アニメージュ」編集部を経て、８４年に「風の谷のナウシカ」を機に映画の世界に。８９年からスタジオジブリ専従。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」など、宮崎駿、高畑勲と共にジブリ作品を生み出す。２０２２年１１月、ジブリパークが愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内に開園。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。（撮影：荒木経惟）
芹明香<2>「下手だね」セックスした時に彼女が言うとリアリティーがある
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芹明香が登場した神代辰巳監督作品で、鈴木敏夫が印象的な一本として挙げるのが、「赤線玉の井 ぬけられます」（1974年）である。これは、売春防止法が4月から施行されようとしている58年の正月。東京・玉の井にある「小福」で働く売春婦たちの一日を描いたものだ。
「ダメ男のやくざ…
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