著者のコラム一覧

鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

１９４８年、愛知県名古屋市生まれ。７２年に徳間書店に入社。「週刊アサヒ芸能」「アニメージュ」編集部を経て、８４年に「風の谷のナウシカ」を機に映画の世界に。８９年からスタジオジブリ専従。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」など、宮崎駿、高畑勲と共にジブリ作品を生み出す。２０２２年１１月、ジブリパークが愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内に開園。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。（撮影：荒木経惟）

鈴木敏夫新・映画道楽体験的女優論

早春スケッチブック編（4）望月良子役を二階堂千寿が演じなければ名作になっていない

公開日：2023/01/29 06:00　更新日：2023/01/29 06:00

「良子役の二階堂千寿にぞっこん惚れました」

出演者たちとのスナップ写真（二階堂千寿さん提供）

「早春スケッチブック」（1983年・フジテレビ系）には岩下志麻、樋口可南子に加え、もう一人重要な女優がいる。それが中学生の望月良子を演じた二階堂千寿だ。望月家では兄の和彦や母親の都が竜彦（山崎努）と会うようになり、それまで盤石と思われた家族のバランスが崩れそうになる。そこで良子は…

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【連載】鈴木敏夫新・映画道楽体験的女優論

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