"転職の勝ち組"が「有料会員サイト」にこだわっているワケ

公開日: 更新日:

 ネットの進化で、これまでにはなかった転職支援サービスがじわじわ広がり、「転職」で検索すると数多くのサイトがヒットするが、有料会員制をとっているのは、管理職・専門職・グローバル人材に特化した「ビズリーチ」だけ。

 転職したいビジネスマンが、果たしてお金を払ってまで会員登録するメリットがあるのか? 開始6年で会員数54万人、国内外の優良企業は累計3800社以上、1300人名以上の一流ヘッドハンターを誇るビズリーチのサービスは、他の転職サイトとどう違うのか。

■無料転職サイトの“弊害”は?

 今でも転職サイトの利用は無料が当たり前だ。転職サイトにお金を払うのは、人材が欲しい企業で、転職が成立した際、成功報酬として、転職者の初年度年収の約3割を企業から受け取るのが一般的。だから、転職希望者からお金を取る必要がなく、どちらかといえば企業側を満足させるためのサービスなのだ。

 こうなると、転職サイトの担当者は“顧客”である企業の中から年収の高い案件を転職希望者に紹介してしまう。優秀な人材はおのずと大企業に偏りがち。中小企業に“相思相愛”の人材がいる可能性があっても、業界の旧態依然としたビジネスモデルがマッチングを邪魔してしまうのだ。

■企業・ヘッドハンター・転職希望者すべてが顧客

 ビズリーチの狙いは、有料会員制にすることで転職希望者はもちろんのこと、人材を欲しがる企業、ヘッドハンター(紹介会社)それぞれが“フラット”な関係を築き、マッチングの偏りをなくすこと。企業が登録会員に直接アプローチすることができるし、ヘッドハンターが転職希望者の意向をくみ、さまざまな提案を行うことも、転職者側からヘッドハンターに相談を持ちかけるも可能だ。

 転職希望者が無料で受けられるサービスは、6000件以上のハイクラスな求人情報の検索と、採用企業やヘッドハンターからのスカウトを受け取るところまで。プレミアムステージ(有料)にアップグレードすると、スカウトへの返信や求人への応募、ヘッドハンターとのコンタクトなど、より多くのサービスが受けられる。

 もちろん、採用企業やヘッドハンター、転職希望者には厳しい審査が行われる。だから、お金を払ってでも手に入れたい価値の高い情報が用意されているのだ。

Sponsored by 株式会社ビズリーチ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

もっと見る

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル