著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

公開日: 更新日:

 日本保守党の事務総長として7月の参院選に比例代表候補として出馬された、ジャーナリストの有本香さん。2012年の秋から2年半、「FNNスーパーニュースアンカー」(関西テレビ)というニュース番組でコメンテーターとして出演いただき、お世話になりました。

 政治、経済、外交はもちろん、さまざまなニュース項目をよどみなく理路整然と話される姿がなんともりりしく、その博識さに感心していました。多くのコメンテーターのように総論でまとめるだけでなく、舌鋒鋭く、どこがいけないのかをピンポイントで指摘されるクレバーさがありました。北朝鮮から発射された飛行体が日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下したことに“外務省が遺憾の意を示した”というニュースに「どうしていつも遺憾の意だけなんですかね? 厳重に抗議するのは当たり前だし、これがもし国交のある国とのトラブルなら大使を強制帰国させるとか、もっと強い姿勢で臨んで欲しいですね。こんなことばっかりしてるから、ナメられるんですよ。波風立てないことが外交じゃないですよ」と具体的に指摘しながら怒ってらっしゃいました。そして、現在もよく使われますが「まず日本の国益を考えて」という言葉をよく口にされていたのが印象的でした。

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