ローラ 「ＣＭ女王」の栄冠も喜べない“不逞の父”の初公判

仕事への悪影響必至／（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ニホンモニターが１１日に発表した「２０１４タレントＣＭ起用社数ランキング」で、ローラ（２４）が女性部門の１位に輝いた。調査期間は今年１月から１１月３０日まで。ローラはＤＭＭ．ｃｏｍ証券、エスエス製薬、花王、コーセー、バンダイなど１４社のＣＭに出演。「タレントとしての可愛さと、モデルとしての美しさという二面性がＣＭでもうまくすみ分けられている」という抜群の評価だった。

■今月２２日に初公判

　そんなローラの活躍に影を落とすのが“不逞”の父親・ジュリップ・エイエスエイ・アル（５４）である。ジュリップは０７年に母国のバングラデシュでデング熱にかかったため約１カ月間入院したと偽り、国民健康保険の海外療養費として約９９万円を詐取したとして逮捕・起訴。そのジュリップの公判が今月２２日に東京地裁で開かれるのである。

　ジュリップは今年７月にも同じ容疑で逮捕されたが、この時は処分保留で不起訴に。ところが１０月に再逮捕され、今度は起訴されてしまった。

「１度目の逮捕は国際指名手配までしたにもかかわらず、証拠不十分で警察のメンツは丸つぶれ。それを逆なでするように、ジュリップは釈放の際、ローラのトレードマークである“ＯＫポーズ”をつくっておちゃらけた。３カ月も期間が空いての再逮捕は異例ですが、怒った警察に徹底的に周辺を洗われてしまった。手口が悪質なだけに、実刑は免れないでしょう」（社会部記者）