<8>焼け野原で拾った材料で掘っ立て小屋を建てて生活を…
戦争が終わり、ガード下を離れた。爆撃に怯える必要のない日々。日暮里駅(荒川区)の近くにバラックを建て、新しい生活を始めた。土台なんてない。柱を土に埋め込んで組んでいく掘っ立て小屋である。
必要な材料は、焼け跡を歩き回ってかき集めた。
「疎開せずに東京に残っている子…
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