プロ野球
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巨人4番で4戦連続打点の中田翔 打てば打つほど「左翼コンバート案」加速のナゼ
にわかに存在感が増してきた。 昨14日の広島戦。この日も巨人の4番に座った中田翔(33)が、四回に先制の2ランを左翼スタンドに放り込んだ。これで、チームでは2004年の小久保裕紀以来となる4番デビューから4試合連続打点。4戦...
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西武・中村剛也「450号&1000得点」同時達成であるか?2000本安打未満の歴代本塁打10傑入り
かつての同僚から節目の一発である。 西武の中村剛也(38)が12日、楽天の岸から450号ソロ弾。同時に通算1000得点も達成となり、球団の大型ビジョンには2つの記録を祝福するメッセージが流れた。 通算450本塁打は歴...
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新庄日本ハム今季5度目サヨナラ勝利、最多観客も素直に喜べず…清宮故障リタイアの痛恨
11日、日本ハムは今季最多の3万3754人の観客を動員。試合も首位西武にサヨナラ勝ちし、カード勝ち越しを決めた。しかし、だからといって新庄剛志監督(50)は手放しで万々歳と言えるかどうか──。 ■首位西武にサヨナラ勝利、スタン...
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原監督が巨人の“聖域”をブチ壊し…よりによって中田翔が「第91代4番」の衝撃
巨人の原辰徳監督(64)がついに決断した。11日の中日戦で中田翔(33)に「第91代・4番」を任せたのだ。 その新4番は1回2死三塁から中日・松葉の9球目を捉え、先制の中前適時打を放った。 中田は前日10日、中日の守...
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阪神・藤浪がいつのまにか失ったもの…もはや「甲子園のスター」ではなくなったのか
阪神のクローザー・岩崎優が少し心配だ。7月31日のヤクルト戦九回に村上宗隆に同点ホームランを浴びたのに続いて、6日の広島戦最終回でも3点リードを守れず、4失点(自責点0だが)で逆転サヨナラ負けを喫してしまった。近いところで2度のセー...
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巨人坂本が1カ月ぶり打撃で実戦復帰 早く守りたいけど…また「腰痛」再発なら手術の恐怖
腰痛で離脱中の巨人・坂本勇人(33)がやっと打席に立った。 7日にシート打撃で高橋と5打席対戦。前日6日には指名打者として1カ月ぶりに二軍戦で実戦復帰し、2打数無安打だった。今後について「守備の部分でしっかり確認してから実戦...
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阪神ロドリゲス株急上昇! 熾烈な助っ人サバイバルで一歩リードのワケ
今季の阪神に在籍している助っ人は計8人。シーズンも残り40試合となり、残留争いが熾烈を極めている。 すでに2年契約最終年の左腕・チェンの退団が決定したが、ここにきて球団内外で評価を上げているのが6月下旬に途中入団した「虎のA...
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ヤクルト村上を支える「5番サンタナ」が今オフの目玉に! 引き留められるか、争奪戦か?
首位独走はもちろん、4番・村上の本塁打量産にもひと役買っている。 ヤクルトのドミンゴ・サンタナ(30)のバットが止まらない。8日時点で打率.367、11本塁打、26打点。打率以外は控えめに見えるが、これは今季25試合にしか出...
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楽天育成ドラ1宮森智志が初プロ白星 年俸250万円“格安右腕”の勝利に石井GM兼任監督も格別
楽天の育成1位・宮森智志(24)が7日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げた。 1点を追う五回に2番手で登板し、主砲の柳田悠岐を左飛に打ち取るなど1回1安打無失点と好投。直後の六回にチームが逆転し、白星が転がり込んだ。育成出身...
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中日の連敗を4で止めた“真のヒーロー”は右翼・岡林勇希 強肩レーザービームで2度窮地救う
中日の岡林勇希(20)が、「肩」で4連敗中のチームの窮地を救った。 まずは、0-0の四回2死一、二塁でDeNA6番・楠本の右前打を捕るや、本塁へレーザービーム。二塁走者の牧を見事に刺した。 さらに、球場を沸かせたのが...
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巨人球団ワースト記録更新の8本目“満塁本塁打病”…ベンチで真っ青なコーチ2人の名前
巨人がまたも満塁本塁打を浴びた。 7日のヤクルト戦に新助っ人のシューメーカー(35)が先発。2点リードの四回に3四死球を与え、1死満塁とすると、5番サンタナに低めの145キロを左翼席に叩き込まれた。痛恨の逆転満塁弾を浴び、4...
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あぁ、情けない巨人…ヤクルト“村神様”の打撃タイトル取りも全面バックアップのデータ
選手の問題だけではないだろう。 開幕前に優勝候補の筆頭と目されながら、ヤクルトに首位独走を許す4位巨人。敵の主砲で、ファンから「村神様」とあがめられる村上宗隆(22)にも、いいようにやられまくっている。 チーム関係者...
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今オフにも開催「現役ドラフト」は阪神の英断に期待 藤浪クラスが市場に出てこそ意味がある
果たして、掲げたお題目通りの成果が得られるのか。やや懐疑的に見ているのが、今オフにも開催されるという「現役ドラフト」のことである。 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる狙い。趣旨には大いに賛同するが、12球団が提示し...
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ロッテ佐々木朗希は今季ワースト自責5 メジャー挑戦にも「適応力と強靭メンタル」が必要
雨に泣かされた。 3日、ロッテの佐々木朗希(20)が楽天戦に先発。自慢の直球は最速158キロにとどまるなど、6回途中5失点で今季2敗目(6勝)を喫した。自責5は今季ワーストである。 公式戦の先発は7月1日の楽天戦で右...
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現役ドラフト今オフ実施ほぼ確実 目玉は日本ハム「トライアウト不合格組」
「今年始められるのは間違いないと思います」 プロ野球選手会の森事務局長が、現役ドラフトについてこう話した。 3日にNPBと選手会の事務折衝が行われ、現役ドラフトについて双方が確認。12月2日の保留選手名簿公示以降に、行...
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日本ハム新庄監督よ! 負けたら広報任せでトンズラはよしてもらいたい
新型コロナ感染で選手総入れ替えに近かった日本ハムファイターズ。相手チームの事情など一切考えずにあっという間に白旗を揚げて試合を延期した巨人に比べりゃ、どうにかやりくりしてペナントレースを続けているから贔屓としては喜ばしいのだが、前半...
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巨人13日ぶり試合…最大の心配はエース菅野「コロナから復帰急げば重大な故障も」とOB危惧
巨人の後半戦がやっと始まった。 先月の19日以降、支配下選手41人を含む計84人の新型コロナ感染者を出し、同20日のヤクルト戦を最後に計6試合延期となっていた。 【写真】この記事の関連写真を見る(07枚) 13...
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U23NPB選抜戦に出場 プロのスカウトが見た「大学生ドラ1候補3人」掛け値なしの評価
「投手としては少し評価が落ちています」 さるパ球団のスカウトがこう言うのは、今秋ドラフト1位候補の日体大・矢沢宏太投手兼外野手(4年・藤嶺藤沢)のことだ。 1日のU23NPB選抜対大学・社会人選抜戦。投打二刀流でのプロ...
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阪神7月勝ちまくり首位ヤクルト猛追も…「矢野ドラマ逆転V」には高すぎるハードルが
「みなさんもドラマを起こせると信じて」 奇跡の逆転優勝を目指す阪神・矢野燿大監督(53)の鼻息が荒い。 7月31日のヤクルト戦は、相手の主砲・村上に3打席連続本塁打を献上し、2-4で敗れたが、同一カード勝ち越しを決めた...
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“高校97発男”ソフト黒瀬が「打率ゼロ」でまさかのお立ち台!進化の裏に中田翔のアドバイス
「支配下で入って育成に落ちて、支配下で戻ってきました黒瀬健太です!」 やや照れながら、お立ち台でファンに自己紹介をしたのが、プロ7年目の黒瀬(24)だ。 31日、ソフトバンクは西武に勝利し、同一カード3連敗を回避。黒瀬...
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コロナ禍で減収続きのセパ球団もう我慢の限界! 今オフの契約更改は大荒れ必至
選手会との折衝役を務める、広島の鈴木清明球団本部長の怒りが爆発した。選手会が26日の臨時大会で「FA権取得期間の短縮」と「人的補償の撤廃」を経営陣に求めていくことを決議すると、メディアの取材にこう言ったのだ。 「今はコロナの状...
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田中将大ヤンキース復帰の悲願は望み薄で来季も楽天残留か…ネックは9億円の超高額年俸
今季限りで2年契約が切れる楽天の田中将大(33)。前半戦は5勝7敗と負け先行も、防御率はリーグ9位の2.81。後半戦も投手陣の軸として活躍が期待されているものの、来季以降はどうなるのか。 「田中の悲願はあくまで『ヤンキース復帰...
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コロナで二軍戦中止相次ぎが「地盤沈下」深刻…ソフトB入り秋吉も一軍合流遅れの大誤算
103──何の数字かといえば、7月までに中止になった二軍戦の試合数だ(28日時点)。 二軍はイースタン、ウエスタンともに屋外球場がほとんどで、雨天中止が多い。そこにきて猛威を振るっているのがコロナ禍だ。 昨季も7月ま...
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巨人“投壊”で気になる原監督の去就…史上2度目最下位なら急転解任→GM就任の仰天プラン
前半戦は45勝50敗1分けで借金5の5位に沈んだ巨人。昨オフに3年契約を結んで迎えた通算16年目の原辰徳監督(64)の去就が注目されている。 低迷の最大の要因は、崩壊した投手陣にある。7月15日の広島戦からプロ野球史上初の4...
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阪神2位浮上、奇跡起きても矢野監督は“辞任確定”…後任に平田二軍監督が急浮上するワケ
「今度は奥川と石川がコロナだろ。まさかがあるかも知れんよ」というのは、ある阪神OBだ。 今季の阪神は開幕9連敗からスタートし、借金は一時16まで増えた。シーズン序盤で「今季は終わった」と言われていたが、コツコツと借金を返し、前...
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中日に清原和博氏の入閣待望論! 再建の切り札にPL学園の後輩・立浪監督も熱望?
前半戦は38勝50敗1分で最下位ターンとなった中日。就任1年目の立浪和義監督(52)は先日、大島宇一郎オーナーへの報告の際に「こうなったのは自分の責任」と詫びを入れ、後半戦での巻き返しを誓った。 そんな中、中日周辺である人物...
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スポーツ界のコロナラッシュ 政府も夏風邪扱いなのに不安をあおるのはよせ
プロ野球選手の新型コロナウイルス集団感染が止まらない。一緒にハイタッチしてた選手が、「あ、感染してますネ」と言われて忽然と姿を消している。 大相撲でも幕内前半の半分が十両力士に相撲を取らせる間抜けな状況だ。八角理事長なんか千...
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メジャーが本気で狙う「球宴メンバー3人の名前」 ロッテ朗希、ヤクルト村上だけじゃない!
コロナ禍で大量12人の辞退者が出た今年のオールスター。26日に第1戦が行われ、日本ハムの清宮幸太郎のサヨナラ本塁打でパが、セを3-2で下した。ヤクルト・村上宗隆(22)、ロッテ・佐々木朗希(20)という超新星らが年に1度のお祭りを盛...
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ソフトバンク大関友久が球宴全パ先発 大学で3番手だった男の「育成からの逆襲」
「第1戦目の先発を任され正直驚き戸惑っていますが……」 こう言って、26日の球宴で全パの先発を務めたのが育成出身の左腕・ソフトバンクの大関友久(24)だ。今年の球宴はコロナ感染で出場辞退者が続出。その穴埋めとして急きょ招集され...
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虎の超新星・湯浅京己に期待 一世を風靡した藤川球児の再来を重ねる
今季の開幕前、スアレスが抜けた阪神リリーフ陣を不安視する報道が多かった。確かに新外国人・ケラーは未知数だったし、そもそもコロナ禍によって来日が遅れるというハプニングもあった。 しかし、その一方で妙な期待もあった。それは阪神の...