プロ野球
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落合博満氏も評価 佐藤輝明を支える「2人の師匠」…9号弾で首位走る阪神を牽引
「去年はバットが寝て出てきていた。あれでは高めは打てない」 「上からバットが出るようになり、何でもかんでも振るタイプだったが、ボールを見極めて振れるようになってきている」 先日、阪神の佐藤輝明(26)について、TBS系の...
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広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない
広島の勝利が目前でこぼれ落ちた。 昨29日の巨人戦。3-2の九回のマウンドに上がった守護神・栗林が、2死一塁から若林を三ゴロに仕留め、ゲームセット──と思われたが、三塁手の小園海斗(24)が一塁へ痛恨の悪送球だ。ボールがファ...
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西武・髙橋光成がいまだ苦しむ「体重増のツケ」…597日ぶり勝利も完全復活はまだまだ先か
長い長い夜が、ようやく明けた。 昨29日、西武の髙橋光成(28)が今季5試合目の登板にして初勝利……どころか、2023年9月10日以来、597日ぶりの勝ち星を上げた。 楽天相手に6回無失点。援護点も7点と大量で、試合...
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大洋と巨人で外野手だった屋鋪要さん 少年野球、アマ野球の指導に専念して20年…「彼女も欲しいな」
熱い混戦が続く今年のプロ野球。昨年は横浜DeNAベイスターズが26年ぶりに日本一の座についた。今年はどうなるか。80年代、DeNAの前身である横浜大洋ホエールズで俊足の“スーパーカートリオ”のひとりとして活躍したのが屋鋪要さんだ。今...
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DeNAバウアー「中4日」で完全復活の痛し痒し…先発ローテがぐちゃぐちゃになりかねない
DeNAのトレバー・バウアー(34)が、今季初の中4日登板で本領を発揮した。広島打線を相手に、8回2安打1失点と完璧な投球。10三振を奪い、日本球界611日ぶりの白星を手にした。中4日で129球を投じながら、「欲を言えば九回も行きた...
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西武・渡部聖弥「DNAの突然変異」が生んだ驚異の下半身…新人王レース独走、14試合で打率.453
どこかの誰かの言葉を借りれば、「神ってる」と言っても過言じゃない。 西武の渡部聖弥(22)が昨27日、初回に先制タイムリーを放つと、三回にも追加点となる右前適時打。13日に右足首捻挫で登録抹消となり、25日に一軍復帰してから...
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阪神・藤川監督 OB、メディアに堂々とウソつく「タヌキっぷり」…首位快走のウラに徹底した情報管理
昨27日の巨人戦は接戦を落としたものの、26日に77年ぶりとなる「対巨人戦開幕5連勝」を達成、今季14勝9敗1分けで首位を快走しているのが阪神の藤川球児監督(44)だ。 昨オフ、指導者経験ゼロから就任した青年監督は、20日の...
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阪神・佐藤輝明いよいよ覚醒か…OB明かす「自信つけた一打」と「打席の変化」
またバックスクリーン左に運んだ。 阪神の佐藤輝明(25)が25日の巨人戦で赤星のフォークをとらえ、リーグ単独トップとなる8号3ラン。チームの5連勝、首位浮上に貢献した。 20日の広島戦の2本塁打同様、バックスクリーン...
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浅野翔吾に迫る「育成降格」の足音…近年の巨人は上位入団でも、結果が出なければ容赦せず
巨人の浅野翔吾(20)が25日、ついに三軍に降格した。 高卒3年目の今季はキャンプから一軍に帯同していたが、オープン戦で結果を残せず、開幕直前に無念の二軍落ち。その後も状態は上がらず、二軍戦では20試合に出場し、打率.091...
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ソフトBは両足負傷の周東佑京を二軍に落とす余裕なし…ケガ人続出と韋駄天の「代役」不在」
生命線の「足」に支障があっても……。 ソフトバンクの周東佑京(29)が25日の楽天戦を欠場。23日に右ヒザに死球を受けた影響で、小久保監督も「今日は厳しい」と眉間にしわを寄せた。 周東は開幕から19試合連続安打中。パ...
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PL学園 堅守の裏に名ノッカーあり…河野有道コーチはとにかく寡黙。無言がかえって怖かった
僕がPL学園3年春にセンバツに出場した1992年から甲子園のラッキーゾーンが撤去された。本塁打は前年の18本からランニング本塁打1本を含む7本に激減した。第1号が星稜(石川)の怪物・松井秀喜で、開幕戦の圧巻の2連発を目撃し、衝撃を受...
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歴代3位通算320勝・小山正明さんを悼む…とにかく、カッコいい人だった(山崎裕之/元ロッテ、名球会)
とにかく、カッコいい人だった。 私が上尾高(埼玉)から東京オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に入団した1965年当時、すでにチームのエースで大先輩だった小山正明さんのことだ。 63年まで村山実さんと並ぶ2本柱として...
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ドジャース大谷の「産休取得」はNPBの重い腰を動かす契機になるか…4年前には「慶弔特例」が立ち消えに
スポーツ界に「産休ブーム」は起こるのか。 去る23日、ロッテの石川柊太(33)が登録抹消されたことに関して、吉井理人監督(60)がこう言った。 「今はやりの『お父さんリスト』みたいな感じ。すぐ帰ってきます」 登...
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年俸総額29.5億円も機能せず…ソフトBに影落とす助っ人3人衆は本当にヤル気あるのか
助っ人とは文字通り、「助けてくれる人」の意味。では、チームを助けていないソフトバンクの外国人3投手は何と呼べば――。 もっか最下位に沈んでいるソフトバンク。昨季はいずれもリーグトップのチーム防御率2.53、同打率.259で4...
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オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走
まさか首位を独走とは、開幕前に誰が予想できたであろうか。 昨23日のソフトバンク戦は2-6で敗れたものの、2位日本ハムと1.5ゲーム差で首位を走っているオリックスである。 開幕前は“凶報”が相次いだ。2023年に16...
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古林睿煬がホロ苦デビューも…台湾リーグMVP右腕が描く「日本ハム経由メジャー行き」の野望
「火球男」が日本デビューを果たした。 日本ハムの新助っ人、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)(24=台湾・統一)が23日の楽天戦で初先発。初回に四球などで1死一、三塁のピンチを招くと、清宮の適時失策などで3失点。二回以降は立ち直っ...
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巨人・山﨑伊織がイヤでも思い出す昨季の“ガス欠”…5回ゼロ封で開幕から連続無失点は継続
この日も無失点のままマウンドを降りた。 23日の中日戦で今季4度目の先発マウンドに上がった巨人の山﨑伊織(26)が5回をゼロ封。打線の援護がなく4連勝は逃したものの、開幕から続く連続無失点を28イニングに伸ばした。 【...
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PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密
PL学園は歴代、強力打線がウリだった。 前回「バットは指で握れ」という中村順司監督の指導を紹介したが、今では当たり前となっている「竹バット」での打撃練習を、どこよりも早く取り入れていた。 多少芯を外してもごまかせる金...
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魚雷バットの理屈と重なる「流線形打線」…“魔術師”と呼ばれた名将が70年前に証明していた
開幕3連戦でヤンキースが1試合9本を含む15本塁打を放ったことで表舞台に登場した“トルピードバット”。日本でも注目の“魚雷バット”である。先端が細く芯が太い形状で、2023年に米国の物理学者だった人物が発明したという。 理屈...
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他球団が注視するDeNAとソフトB「データ分析」の意外な共通点…敵軍視察はリモートワークの時代へ
DeNAは昨22日、大村、村田両野手コーチがスコアラーを兼務すると発表した。コーチのベンチ入り人数は8人。スコアラー登録をすることでベンチ入りが可能になる。 そのDeNAは昨季、ソフトバンク相手に日本一を達成した。この両球団...
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日本ハム選手が鼻息荒げる“新庄査定”の中身…今季平均年俸は球団史上最高の4000万円超に
21日、選手会が加入選手を対象とした年俸調査を発表。前年、12球団ワーストの平均年俸3483万円だった日本ハムが9位の4062万円にジャンプアップした。 昨季は2年連続最下位から2位に躍進。昨22日の楽天戦で5号本塁打を放っ...
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巨人今秋のドラフト戦略は左腕・井上温大の働き次第…狙うは即戦力和製大砲か、将来の候補か
巨人の左腕がまたまた安定した投球を見せた。 昨22日の中日戦に井上温大(23)が先発。チームは20日のヤクルト戦で延長戦の末にサヨナラ負けを喫した。嫌な雰囲気を断ち切るべくマウンドに上がると、初回からエンジン全開。8回107...
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プロ野球選手の短命化ますます進む…濫用される育成制度はもはや「クビまでのワンクッション」
光あれば影あり、だ。 NPBは昨21日、2024年に戦力外通告をされた選手、現役を引退した選手のセカンドキャリアの調査結果を発表。対象となるのは育成選手と助っ人を除く157人で、平均年齢は26.3歳、平均在籍年数は6.3年と...
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巨人阿部監督が“会見拒否”して向かう先 田中将大が大炎上しても「いい1週間」と振り返ったが…
20日のヤクルト戦でサヨナラ負けを喫した巨人の阿部慎之助監督(46)は「みんなの頑張りでいい1週間だった」と言った。 先週はDeNAとヤクルトとの2カードを4勝2敗で終えた。ただ、17日のDeNA戦は通算198勝の田中将大(...
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ソフトB佐藤直樹 もがく元ドラ1のラストチャンス…天性の負けん気はようやく試合で生きてきた
前日まで5連敗中のソフトバンクが、ようやく泥沼から脱出した。 昨20日、西武に3-1で勝利。躍動したのが「9番・右翼」で出場した6年目の佐藤直樹(26)だ。三回に右翼フェンス直撃の三塁打を放ち、その後の得点につなげると、四回...
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巨人「佐々木麟太郎取り」の本気度は?スカウト幹部わざわざ米スタンフォード大へ視察
日刊スポーツの“スクープ”が巨人関係者の間でも話題になっている。 20日に「麟太郎 極秘視察NPB3球団」と題して、巨人や西武など3球団9人の関係者が、米スタンフォード大・佐々木麟太郎(20=花巻東)の試合を現地視察したと報...
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「ホッとしています」阪神藤川監督が“二重の意味”で安堵したワケ…首位広島と1.5ゲーム差に再接近
「良い週末になったと思うのでホッとしてます」 阪神の藤川球児監督(44)は20日の広島戦後にこう言ったが、二重の意味で安堵したのではないか。 超満員の甲子園で広島に連敗して迎えたこの日、3連敗を阻止したのが、指揮官が1...
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西口監督の呪いか? 西武・今井達也が惜しくもノーノー逃し「ノーヒットワンラン」の珍事
「大記録」改め「珍記録」である。 18日、本拠地ベルーナドームで先発した西武の今井達也(26)。前回11日の日本ハム戦で七回2死まで無安打投球の好投を見せたエースが、この日もソフトバンク打線を翻弄。六回まで無安打1四球で、今度...
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日本ハム野村佑希「仮免4番」まだまだ続く…地元メディアも周囲も定着には半信半疑
プレイボール間もない京セラドーム大阪に、快音が響いた。 18日、日本ハムの野村佑希(24)が初回1死一、二塁の場面で、貴重な先制点となる左前適時打を放った。 この日は4打数2安打だった野村は開幕前、新庄監督から「4番...
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ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性
18日に登録抹消されたヤクルトの村上宗隆(25)の故障再発は、「人災」という声がある。 3月中旬に上半身のコンディション不良で戦線離脱。前日17日の阪神戦で今季初出場を果たしたものの、九回の第5打席で阪神岩崎が投じた高めの1...