プロ野球
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巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く
侍ジャパンは5日、15、16日に行われる韓国との強化試合のメンバーに選出されていた日本ハム・伊藤が、コンディション不良のため出場を辞退すると発表した。3日にはロッテ・種市、阪神・及川、ソフトバンク・牧原が辞退。来年3月のWBCに向け...
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89歳で死去、広瀬叔功さんを悼む…世界の盗塁王・福本豊との決定的な違い
1960年代のプロ野球で活躍した広瀬叔功氏が2日に心不全で亡くなったことが、5日にわかった。89歳だった。南海の黄金期に俊足巧打の1番打者として活躍し、プロ野球歴代2位の596盗塁をマーク。1978年からは南海の監督も務めた。現役時...
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佐々木麟太郎に「世界の王」の重圧…ドラ1指名ソフトBから事あるごとに名前を出されるトホホ
ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=49)が日本時間5日、米スタンフォード大を訪れ、10月のNPBドラフトで1位指名した同大の佐々木麟太郎(20)に挨拶した。 城島CBOはDeNAとの競合の末に引...
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国内FA市場を停滞させる「密室の紳士協定」…一方メジャーは透明ガバナンスだから発展した
【Q】一つの終わりは一つの始まりだ。日本シリーズ終了翌日の10月31日、FA権の有資格者による権利行使申請が解禁となった。ストーブリーグの華ともいえるFA宣言では、果たしてどんな交渉が行われるのか。 【A】FA交渉で最も重視され...
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中日・根尾昂が正真正銘の崖っぷち…8年目の来季へ200万円減の1050万円で契約更改
昨季は「勝負の年」、今季は「背水」と言われたが、ならば来季は……。 プロ7年目のシーズンを終えた中日の根尾昂(25)が4日、契約更改を行い、200万円減の1050万円でサインをした。 今季は4試合にリリーフ登板し、勝...
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近本光司はFA宣言するの?しないの? 阪神には「ソフトバンク参戦せず」が唯一の救い
最低限の“出血”で済みそうだ。 今季、国内FA権を取得した阪神の近本光司(30)。2021年に最多安打(178)に輝いた4年連続盗塁王は、今季も虎の切り込み隊長として打率.279、3本塁打、34打点、32盗塁の活躍でリーグV...
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巨人・石井琢朗二軍監督には「名伯楽」「一言居士」の顔…厳しくやりたい阿部監督との相性は?
5年ぶりの復帰である。 巨人は4日、来季の二軍監督に前DeNA野手コーチの石井琢朗氏(55)が就任すると発表した。 現役時代は横浜(現DeNA)でマシンガン打線のリードオフマンとして活躍し、通算2432安打、358盗...
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楽天FA則本昂大の去就は前途多難…メジャー移籍視野も年俸減額は避けられないか
メジャー挑戦も視野に入れているのが海外FA権を取得している則本昂大(34=楽天)だ。 シーズン終了後、「年齢的にも最後になる可能性が高い。悔いのない野球人生にしたいのでFA権を行使します」と話した右腕は、すでに米大手代理人事...
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藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった
来季は恐怖政治が加速しそうだ。 今季、就任1年目でリーグ優勝を果たした阪神の藤川球児監督(45)。先日、野村克則一軍バッテリーコーチ(52)の二軍への配置転換に加え、金村暁一軍投手コーチ(49)の退団が発表されたが、2人の異...
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巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ
5年ぶりに日本シリーズを制したソフトバンクが、ともにDeNAの先発ローテの軸を担ったアンソニー・ケイ(30)とジャクソン、さらに阪神のデュプランティエの総取りに乗り出すという。 3人はいずれも契約切れで、メジャー復帰の可能性...
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阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲
阪神エースのメジャー移籍NO! 才木浩人(26)が今オフ、ポスティングによるメジャー移籍を希望していることについて、竹内球団本部副本部長は10月31日、「ポスティングは認めないと先方の代理人に伝えている」と容認しない考えを明...
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ソフトバンク山川穂高を直撃!日本シリーズ「確変モード」の要因
まさに土壇場からの大覚醒である。 ソフトバンクの4勝1敗で幕を閉じた日本シリーズ。13打数5安打、3本塁打7打点の活躍でMVPに輝いたのが、主砲の山川穂高(33)だ。 2、3、4戦で本塁打を放っており、日本シリーズの...
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ソフトバンクのお家芸「大型補強」今オフは見送りか…喫緊の課題はFA有原航平の残留交渉
小久保裕紀監督(54)が9度、宙を舞った。 5年ぶり12度目の日本一を達成したソフトバンクは、毎年のように大金を投じて補強を行っているが、今オフはどう動くのか。 まず着手しなくてはいけないのが、3年総額15億円の契約...
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阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒
公式戦は2位に13ゲーム差で圧勝した阪神。パ王者のソフトバンクとのシリーズは戦前、「阪神有利」の声が多かった。 実際、初戦を制して波に乗るかと思いきや、2戦目から屈辱の4連敗。日本一を逃した。 ポイントゲッターの5番...
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「1億円プレーヤー」になって買ったご褒美…巨人・松井秀喜に競り勝ち本塁打王、バラ色のオフだった
1996年はバラ色のオフが待っていた。39本塁打でタイトルを獲得。それまで年俸が安かった分、成績かお金かとなれば、やっぱり生活的なものが優先。「もっと稼ぎたい」という気持ちが強かった。 前年の年俸は3000万円。そこから4倍...
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ソフトバンク大津亮介は「叩けば叩くほど伸びる」…“怒りの投球”で小久保監督を唸らせた
阪神との日本シリーズ第4戦に先発したソフトバンクの大津亮介(26)が5回3安打無失点の好投。日本一に王手をかけたチームの勝利に貢献した。 バットと足も光った。三回、大舞台で迎えたプロ初打席で、50メートル5秒8の快足を飛ばし...
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阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点
ようやく「H」ランプが点灯したが……。 4戦目でシリーズ初安打を放った阪神の大山悠輔(30)。4打席目には二ゴロを放ちシリーズ初打点を挙げたが、3戦目まで11タコで、この日も4打数1安打。15打数1安打、打率.067。逆シリ...
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ロッテ稲尾和久監督に結婚式の仲人を依頼すると、「まさか」の展開に
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
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あれっ、俺のバットが…減量成功で体のキレが増してもイマイチ調子が上がらなかったワケ
1996年、39本塁打でプロ入り初のタイトルを獲得した。この称号を手にするまで、最後の最後にスッタモンダがあったことは前回書いたが、実はこのシーズンだけ、これまでとは違ったところがあった。 打者の生命線、バットだ。この年、沖...
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佐々木麟太郎「ポスティング容認問題」を巡るソフトバンクのウルトラC
目先の試合も大事だが、こちらも重要事項だ。 阪神との日本シリーズ直前に行われたドラフト会議で米スタンフォード大の佐々木麟太郎(20)を1位指名したソフトバンク。27日には佐々木の所属事務所が会見を行い、来年は大学でプレーしつ...
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1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録
2025年プロ野球公式戦のあるデータを紹介する。 セ・リーグ405-252、パ・リーグ430-209。 前者が勝利数、後者がセーブ数。いかにクローザーの好投が勝利投手を支えているかが分かる。 この関係を探って...
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阪神・才木浩人を待ち受けるメジャーの“時間制限”…OB指摘「長所がアダになりかねない」
「テンポがいいときは問題ないんですが……」 日本シリーズ第3戦に先発し、6回途中2失点で降板した阪神の才木浩人(26)について、コーチ経験のある球団OBがこう続ける。 「ストレートの回転数がメジャー平均を大きく上回る27...
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ソフトB柳町達はあの横浜高が地団駄踏んだ「高橋由伸2世」…慶応高・慶大を出た野球エリートの軌跡
ソフトバンクの柳町達(28)が値千金の勝ち越しの適時三塁打を放った。 同点で迎えた六回1死二塁で、阪神先発・才木の147キロの直球を引っ張った打球は右翼線へ。「切れるな」と願った打球は線上に落ち、これが勝ち越し打となった。 ...
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大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差
大死闘という言葉でも足りないほどの試合だった。 日本時間28日のワールドシリーズ(WS)第3戦はドジャース、ブルージェイズとも譲らず、試合は延長戦へ。最後は十八回、フリーマンのソロ本塁打でド軍がサヨナラ勝ちした。 世...
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口数の少ない大石大二郎さんが夜の店のママさんたちに好かれていたワケ
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
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佐々木麟太郎が日米両球界に与えるこれだけの影響…世代トップ選手の米大学進学は日本初
2023年の日本プロ野球のドラフト会議で1位指名が確実視されていた佐々木麟太郎(当時花巻東高校)が日本のプロ球界にも大学野球や社会人野球にも進まず米国のスタンフォード大学を選んだことは、日米の球界にとって大きな出来事となった。 ...
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沢村賞は「達成が著しく困難」で基準緩和へ…日本ハム伊藤大海が初受賞も、クリアは「7分の3」
2年連続「該当者なし」は避けられた。 昨27日、沢村賞の選考委員会が都内で開かれ、日本ハムの伊藤大海(28)の初受賞が発表された。 沢村賞は先発完投型だった沢村栄治をたたえるため、1947年に制定。「25登板」「10...
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不屈の男ロッテ美馬学を語る…「引退するのになぜ手術?」その答えがどこまでも彼らしかった
秋季千葉県大会で慌ただしくしているさなか、ついにその時が来てしまいました。 「もう肘が限界です」 教え子のロッテ美馬学から、今季限りで引退するとの報告です。 藤代(茨城)1年時から頭角を現し、2年春にセンバツ出...
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本多雄一は生真面目すぎるあまり、何度も取材時間がオーバーした
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
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【野村克也監督】阪神に根付く「ノムラID野球」…私の野球観も大きく変わりました
1977年ドラフト5位で内野手として阪神入団、引退直後の82年から昨年まで43年間にわたり、スコアラーとしてチームを支えた飯田正男氏(66)。氏の野球観が大きく変わったのは、99年の野村克也監督の就任だった。前年の98年までヤクルト...
