プロ野球
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オリ西川龍馬 ファン投票で球宴初選出の喜びから急転直下…負傷退場の痛恨
歓喜が一転……。 23、24日に行われるオールスターファン投票の最終結果が1日に発表された。初戦が地元京セラドーム大阪で行われることもあり、オリックスからは6人が選出。その1人が、外野部門の西川龍馬(30)だ。 「まさ...
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ソフトB有原航平ようやく解けた“裏切り者”の呪縛…古巣日本ハムに今季初完封、史上22人目12球団から勝利
「有原に尽きるでしょ」 ソフトバンクの小久保監督はそう言って端的にヒーローの名を挙げた。 1日の日本ハム戦に先発した有原航平(32)が今季初の完封勝利。一発の出やすい東京ドームで、12球団最多の66本塁打を誇る強力打線を相手に...
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工藤公康さんは「バカにされてもいいから」と、自腹を割いて常に“時の最先端”を研究していた
日刊ゲンダイではこれまで多くの球界OB、関係者による回顧録、交遊録を連載してきた。 当事者として接してきたからこそ見える、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となりが記されており、当時の空気や関係性がありありと浮かび...
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阿部監督が漏らす“弱気な言葉”…巨人打線は深刻「虎恐怖症」抱えたまま前半ヤマ場の直接対決3連戦へ
交流戦は12チーム中11位とパッとしなかった巨人。セとの戦いに戻った途端、DeNAを3タテと息を吹き返した。 きょう1日からは敵地・甲子園に乗り込み、3.5ゲーム差の首位阪神との3連戦だが、今季は4勝8敗と分が悪い。 ...
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首位快走の日本ハムが警戒すべきはソフトBより西武の意外…名球会会員・山崎裕之氏が語る西口監督の胆力
「パ・リーグ全体を見渡しても、今年の日本ハムが優勝に一番近い位置にいるのは間違いない」 こう言うのは、名球会会員でロッテ、西武OBの山崎裕之氏だ。 6月30日現在、パ・リーグは首位日本ハムから4位西武まで4.5ゲーム差...
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日本ハム達孝太にメジャースカウトも待ちきれない?「ダル、シャーザー、バウアーのハイブリッド」
ベルーナドームの蒸し暑さにも負けず、西武打線を圧倒した。 日本ハムの達孝太(21)が29日の西武戦で、9回1失点8奪三振、プロ初となる完投勝利を挙げた。もっか5勝無敗、防御率は驚異の0.64だ。これまで6試合に投げ、その全て...
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だからDeNAバウアーはメジャーで嫌われた…実力十分も「協調性の欠如」が致命的欠点に
普通なら厳罰必至である。 29日に登録抹消となったバウアー(34)。28日の巨人戦で6回途中5失点でKOされ、4勝7敗、防御率4.13。もっか4連敗と投球内容が良くないことも二軍落ちの理由だが、降板後の振る舞いも問題だった。...
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巨人マルティネス「年俸12億円」の真価はこれから…万年Bクラス中日が古巣、V争い未体験
「個人的に残した数字は立派でも、『Bクラス球団のストッパー』というのが、彼の抑え投手としての“格”だった」 評論家の権藤博氏がこう言っていた。 巨人の守護神、ライデル・マルティネス(28)が29日のDeNA戦で1回を1...
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阪神・佐藤輝明ポジションたらい回しの凶兆…藤川監督は方針一転? 外野固定示唆の矢先に三塁起用
神宮球場の虎ファンから大歓声が起きた。29日のヤクルト戦で阪神の佐藤輝明(26)が5月24日以来、約1カ月ぶりに三塁起用されたからだ。 このところ右翼で起用され、右翼が定位置だった森下翔太(24)が左翼に入っていた。この日は...
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中日・佐藤龍世 ネックレス封印→即解禁の本領発揮で「気持ちよかったでーす!」
一塁キャンバス上で大喜びである。 交流戦期間中に西武からトレード移籍した中日の佐藤龍世(28)が、27日の広島戦で移籍後初適時打を放つなど、2安打1打点、1盗塁の活躍でチームの勝利に貢献した。 問題児の面目躍如である...
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モイネロの“愛国心・忠誠心” にソフトバンクは大助かり…40億円の先行投資に見合った大車輪
鷹の鉄腕が鴎打線をねじ伏せた。 ソフトバンクのモイネロ(29)が27日のロッテ戦に先発。7回1失点の好投でリーグ2位となる7勝目を手にした。ここまで無敗の上、防御率1.28はリーグ2位。昨年までは年俸3億円だが、今年から4年...
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阿部監督が山﨑伊織に背負わす「巨人の命運」…見切り発車のローテ入りから“代役エース”に大躍進
まさにキラーである。 巨人の山﨑伊織(26)が、リーグ戦再開の初戦となる27日のDeNA戦に先発。7回途中104球を投げ、散発4安打4奪三振無失点。リリーフ陣がリードを守り切り、リーグトップタイの7勝目(2敗)を挙げた。「気...
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西武・今井達也ら3投手が緊急降板…今夏も酷暑確実、選手を襲う熱中症の恐怖
屈強なプロ野球選手とはいえ、体の内側は別だ。 リーグ戦が再開した27日、セ・パ合わせて3投手が緊急降板の異常事態である。 西武は先発の今井(27)がダウン。四回、日本ハムの万波に3球を投げると、マウンドから降りてその...
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僕が大阪の小学生を対象にしたソフトボール大会「今岡真訪杯」を立ち上げた意味
大阪の小学生は、野球よりソフトボール人口の方が多いとされる。 ソフトボールでスタートし、中学で硬式野球を始める子供も少なくない。 野球界へ何か恩返しをしたいと思っていた矢先、ソフトボール協会の方に声をかけてもらい、今...
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DeNAはバウアー中4日登板いったん封印も…フロント首脳陣は“高すぎるプライド”を操縦しきれるか
当然の判断だろう。 DeNAがバウアー(34)の中4日登板をしばらく封印する方針だというのだ。 この助っ人右腕は今季、14試合で4勝6敗、防御率3.88。6試合で中4日登板するなどフル回転してきたが、前回登板の22日...
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新庄監督の“奇襲奇策”が日本ハムのアキレス腱に…「フツーに戦えば勝てる」だけに選手はモヤモヤ
「とらえるのが難しくなるので、内野安打とかポテンヒットでランナーをためられたら。ちょっとした隙を突けたら」 リーグ戦再開初戦の西武戦で先発してくる今井(27)に対し、日本ハムの新庄監督(53)はこう言っている。 今井は...
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巨人に先発投手がもういない!台所事情は火の車、阿部監督の淡い構想も崩壊寸前
27日にリーグ戦が再開するプロ野球。セは首位阪神から5位中日まで6.5ゲーム差。パも首位日本ハムから4位西武まで3.5ゲーム差の混戦模様となっている。 交流戦開幕時は貯金4だった巨人は現在借金1。首位・阪神とは4.5ゲーム差...
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「八回、九回が面白い」はわかる。それでも、高校野球「7イニング制」に理解を示したいワケ
日本高野連は今年9月の国民スポーツ大会の高校野球で7イニング制を導入すると発表している。 聞くところによると、まずは国スポからだが、高野連は公式戦を全国一律で7回制に短縮することを検討し始めているそうだ。 最近の温暖...
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健大高崎・佐藤龍月 左肘手術から復活アピールも「1位指名は難しい」…スカウトの本音とは?
群馬に集結したプロ球団のスカウトの目の色が変わった。 昨夏に左肘のトミー・ジョン手術を受けた健大高崎(群馬)の左腕・佐藤龍月(3年)が、22日に330日ぶりの実戦登板を果たしたからだ。 同校グラウンドで鶴岡東(山形)...
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メジャー挑戦焦る岡本和真に「巨人4番の呪い」…ヤクルト村上は今季出場1試合でもポスティング容認
ヤクルトの林田哲哉球団社長が即答した。 「もし、ポスティングで海外に行きたいと言ったならば、申請はしようと思います」 都内でヤクルト本社の株主総会が行われた25日、株主からは借金24を抱えてセ・リーグの最下位に沈むチー...
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ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実
打率.204と打撃不振で16日に二軍落ちしていたソフトバンクの山川穂高(33)が、25日の一軍練習に合流した。27日のロッテ戦から再登録される見込みだ。 この日は丸刈り姿で登場。周囲は目を白黒させていたが、「ヤル気の表れ」と...
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阪神・藤川監督が報道陣と連日の長話…“豹変”の裏に株主総会での「リーダーの資質ナシ」痛烈批判
リーグ戦再開を27日に控える阪神の藤川球児監督(44)が豹変したと、話題になっている。 スポーツメディアでは連日、「藤川語録」と題して指揮官のコメントを掲載しているが、ここにきて一気に語録のボリュームが増えているのだ。 ...
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野球用具が高すぎる!硬式3点セットで10万円コースなら、サッカーに人気が流れて当然だ
まだ6月なのに気温が35度を超える異常な暑さが続いている。そんな中、続々と地方大会が開幕している高校野球に物申したい。 夏の甲子園大会は昨年、最初の3日間だけ昼間の暑さを避け、午前と夕方に分けて試合を行う「朝夕2部制」が導入...
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韋駄天・福本豊の“盗打二刀流”伝説…通算1065盗塁はプロ野球記録「3大天文学的数字」の一角
プロ野球の記録で「3大天文学的数字」と語り伝えられているのが金田正一の400勝、王貞治の868本塁打、そして福本豊の1065盗塁である。各2位は米田哲也の350勝、本塁打が野村克也の657本、盗塁は広瀬叔功の596個。とりわけ盗塁の...
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西武球団が株主総会で指摘された2つの「12球団ワースト」 荒れた昨年とは天地の差だが…
荒れた昨年と比べたら天と地だが……。 24日に行われた西武ホールディングスの株主総会。おおむね無風で、むしろ91敗を喫した昨季からの巻き返しに称賛の声が出たほど。 もっか首位・日本ハムと3.5ゲーム差の4位で優勝争い...
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巨人・甲斐拓也が問われる「勝てるFA捕手」の存在価値…6月先発マスク7戦全敗、すべて4失点以上
巨人の甲斐拓也(32)が、マスクをかぶった試合で、また投手が炎上した。 昨24日のロッテとの交流戦最終戦に「8番・捕手」で4試合ぶりにスタメン復帰。2安打を放ったものの、先発の西舘をリードで導けず、5回途中6失点でKOとなっ...
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巨人エース戸郷が今季2度目の二軍落ち…メカニックに加え自信も喪失、深刻度は田中将大よりはるかに上
「オーバーアームの投手は、体の開きが早くなると、打者から球の出どころがより見やすくなるので心配していましたが……」 巨人の元バッテリーコーチで評論家の秦真司氏がこう指摘するのは、23日に今季2度目の登録抹消となった巨人のエース...
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セパ盟主・巨人とソフトバンクの寂しい現実…球宴ファン投票 最終中間結果で浮き彫りに
球宴ジャック──そんな言葉が懐かしい。 NPBが昨23日、球宴の最終中間結果を発表、阪神外野手の森下翔太が68万4653票で暫定の最多得票に立った。セ2位は阪神内野手の佐藤輝明の63万3613票。パの最多は日本ハム外野手の万...
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長嶋茂雄さんは松井秀喜の背もたれをガーンと蹴っ飛ばし、「巨人の4番道」を説いていた
“燃える男”、“ミスター”の愛称で国民的人気を誇ったプロ野球元巨人監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で肺炎のために亡くなった。享年89。選手、監督として数々の伝説、逸話を残した「ミスタープロ野球」は、身近に接した者すべてにそれ...
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中日34歳遅咲き左腕・松葉貴大が国内FA市場の目玉に急浮上…年俸5000万円のお手頃価格
「自分らしい投球ができました」 中日のベテラン左腕がお立ち台でこう言って胸を張った。 22日の日本ハム戦に先発した松葉貴大(34)が7回5安打1失点の好投でリーグ最多タイの7勝目(4敗)を挙げた。 「球は遅いです...