注目の人 直撃インタビュー
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料理家・今井真実氏「大事なのは笑顔の食卓。料理をしないことに罪悪感を抱く必要は全くない」
続く物価高で外食はままならず、毎日の家でのご飯作りにうんざり。「食」をテーマとした調査結果からは、そんな情景が目に浮かぶ。電通による「食生活に関する生活者調査2024」では「料理を面倒と感じる」は約…
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数々の名馬を育てた元JRA調教師が能登で挑戦する引退馬支援「“いらない”を融合させて革命を目指す」
春競馬本番。今度の日曜(20日)はクラシック3冠競走の第1弾・皐月賞(千葉・中山競馬場)が行われる。華やかなレースの一方で、関心が高まっているのが、引退競走馬問題だ。日本では毎年、約7000頭のサラ…
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中川翔子さん校長「空色スクール『卒業式をもう一度』」見届けて…不登校で悩む人たちにエール
春は出会いの季節というが、新しい環境になじめない人も多いはず。不登校の小中学生の数も11年連続で増加し、最新調査では34万人を突破した。本人や家族は先が見えず、不安を抱えているに違いない。でも、大丈…
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大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」
13日の開幕まで10日となった大阪・関西万博。期待感は相変わらず低いままだが、肝心の海外パビリオンも多くは建設が終わっていない。開幕後も昼夜3交代制の突貫工事を強いられる作業員たち。赤字になったら誰…
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芥川賞作家・安堂ホセさん「完成度の高い小説を目指すより、『下手さ』を意識しました」
三度目の正直での受賞だった。2024年下半期の芥川賞に輝いた「DTOPIA」(デートピア)。ヒロインのミス・ユニバースを国籍の異なる男性10人が争奪する恋愛リアリティーショーを舞台に、物語は現在から…
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「殿、150年ぶりに領地へ帰還」…相馬家第34代当主・行胤さんに聞いた
「殿」が150年ぶりに領地へ帰還──。東京電力福島第1原子力発電所の事故で「帰還困難区域」とされ、東日本大震災以降12年間、誰も住めなかった福島県浪江町室原地区へ、2023年8月、旧相馬藩主家34代目…
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俳優・永瀬正敏「俳優は作品を通して被災者に寄り添う」東日本大震災がテーマの映画『いきもののきろく』が11年ぶり全国公開
山田洋次やジム・ジャームッシュら、そうそうたる監督のオファーを受け、国際派俳優として活躍。第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した「隠し剣 鬼の爪」など100本以上の作品に出演してきた。7日…
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イチローが警鐘を鳴らすMLBデータ全盛野球の内幕
ドジャース・大谷翔平(30)が活躍する米大リーグはデータ全盛時代だ。一方で、今年1月に日本人で初めて米野球殿堂入りを果たしたイチロー(51=現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)は、20…
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衆院議員・吉田晴美氏「わたしはがんサバイバー」「高額療養費制度は苦しむ人の命綱です」
医療費が高額になった場合、窓口負担を抑える「高額療養費制度」。多くのがん患者、難病に苦しむ人らが経済的に助かってきたが、ここに無慈悲なメスを入れようとしているのが石破政権だ。8月から負担の上限を引き…
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菊乃井・村田吉弘さんが日本食の高級化に苦言…「予約が取れない店がもてはやされるのはおかしい」
正月の初競りで史上最高値の700万円で競り落とされた「ムラサキウニ」を東京都内の寿司店が1貫40万円で提供して話題に。SNS上では「予約が取れない店」を巡るグルメ自慢の投稿があふれ、店側も「稼げると…
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「釣りバカ日誌」の漫画家・北見けんいち氏は大の野球好き 大谷翔平、水島新司、ドカベン…大いに語った
国民的人気マンガ「釣りバカ日誌」は1979年に「ビッグコミックオリジナル」で連載が始まり、今なお継続。先月発売された最新のコミックは115巻だ。その長寿作で作画を担当。大の野球好きで、連載の最初のペ…
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日本の選挙をむしばみ始めた「ポスト真実」…伝統的メディアはなぜ信頼されなくなったのか
昨年の衆院選、東京と兵庫の知事選は、SNS戦略による“地殻変動”があったともいわれる。中でも兵庫では、パワハラ疑惑で失職した斎藤知事がまさかの再選。選挙期間中は真偽不明の情報やデマがSNS上で拡散さ…
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IOC会長選挙選挙に日本人初の立候補 渡辺守成氏がバッハ続投に「NO」を突きつけた理由
3月に国際オリンピック委員会(IOC)の会長選挙が行われる。2期12年間にわたってトップに君臨したトーマス・バッハ会長(71)の後任を決める選挙だ。その会長選に日本人として初めて立候補したのが国際体…
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神保哲生氏が読む 第2次トランプ政権と米国の針路「石破首相には『外圧』として利用するたくましさが欲しい」
4年前とは打って変わり、米国の政権移行は平和裏に完了しそうだ。今月20日、ドナルド・トランプ前大統領が再登板。無体な仕打ちに遭うまいと、世界中が身構えている。イエスマンで固めた第2次政権は、国際社会…
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地域エコノミスト藻谷浩介氏が看破「SNSに世論が翻弄されるのは、7万年前からある人間の本性」
「SNSの勝利」と呼ばれてから50日あまり。あの選挙で斎藤元彦知事が返り咲いて以降も、兵庫県政の混乱は続く。なぜ、有権者はネット世論に翻弄されてしまうのか──。「里山資本主義」で知られる地域エコノミス…
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袴田巌さんの姉ひで子さんに聞く 58年間“見えない敵”と闘い続けた不屈の精神の源泉は「ガムシャラ」
「私も巌も運命だと思っています。無罪が確定して、今は大変喜んでいます」──。袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(91)は、謝罪に訪れた静岡地検の山田英夫検事正に対し恨み言は一切口にしなかった。逮捕から5…
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日本酒造組合中央会理事・宇都宮仁氏「日本の酒造りは日本人が伝えていかなければならない文化」
日本酒、本格焼酎(※)・泡盛、本みりんを醸す日本の伝統的酒造りが今月5日(日本時間)、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。日本からは23件目となる。登録に向けた取り組みを4年…
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経済のプロが占う2025年の株価「日経平均は4万円超えがメインシナリオ」
与党の獲得議席比率が高いほど、その後の株価パフォーマンスは良好になる傾向がある──そんな内容をまとめたリポートが10月の衆院選後に話題を呼んだ。過去の例にならえば、与党の過半数割れは株価にマイナス。…
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モーリー・ロバートソン氏が読み説くトランプ再選と米国の変質、その先にある本当のMAGA
トランプ氏が圧勝したアメリカ大統領選挙。インフレや移民問題が人権問題より重視されたとか、従来、民主党を支持してきた中南米系のヒスパニック層がトランプ支持に変わったなど、さまざまな解説がある。アメリカ…
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落語家・林家木久扇「いつも時代も演芸は椅子のスプリングの役目を担ってきた」
これまでに80冊もの著書を出し、イラスト、漫画、CD、ラーメン販売と落語以外でも幅広く活躍。今月25日には81冊目となる「木久扇の昭和芸能史」(聞き手・林家たけ平=草思社)を上梓、知られざる昭和芸能…